見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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ソウルの夜景でサヨウナラ
韓国、ソウルの旅のラストは “ソウルタワー” の夜景で締めくくりたいと思う。

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近くで見た夜のソウルタワー。タワーの色が、赤だけじゃなく青や紫、黄色へと変化する。

ソウルタワー内の施設で驚いたのは、なんといってもトイレ。ハイテクでピカピカ、クリーンなだけじゃなく、開放感のある全面の窓の先には夜景のパノラマが広がっていた。

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圧巻のソウルタワー内の空中トイレ。トイレでも絶景が楽しめる。

さて、僕と先生はさっそくソウルの夜景を楽しんだわけだが、せっかくなので最後にソウルの旅で印象に残ったエピソードをひとつ。韓国人は大半がフレンドリーで、歴史をめぐった日韓での国家間の争いなど無いように感じるほどだが、僕の中では二種類に大別できる。

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360度見渡せるので、様々な角度からソウルの夜景を堪能できる。

日本人に親しみを持って接する人々がいる反面、日本人、日本に対して強いライバル心を抱いている人々も少なからずいる。韓国の旅で、そんなもう一方の感情を持つ韓国人たちがいた。

ソウル郊外の “水原” からの帰りの電車の車内で座っていると、3人組の韓国人の若者が乗ってきた。車内は空席もまばらだった。ふと見ると、僕の対面に3人のうちの1人が座って目線を合わせようとしている。ところが、どうにも落ち着かずもう1人の若者とチェンジした。

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東京だと、新宿の近隣に高尾山があって、その上に東京タワーが建っているような感じ。

その時ようやく異変に気付いたのだが、どうも日本人である僕の対面に座ってどれだけ耐えられるかという勝負をしているような感じだった。言葉は悪いがガン付けゲームみたいなやつかな。ただなんというか、こちらとしてはまったく圧迫感がないので、奇妙な感覚だった。交代したもう1人もしばらくして落ち着かなくなり、チェンジ。その時は今ひとつ彼らが何をしているのか理解できなかったんだけど記憶には残っていて、後々考えてみると、おそらくなにか日本人に対するライバル心のようなものがあって、ああいう行動になったのかなと思った。

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ソウル市街の中心部は高層ビルが建ち並び、きれいだった。

韓国は歴史の中で日本に強い影響を受けてきた。それは今日の韓国の繁栄に大きなパワーとなっている反面、日本を強く意識し、もしかしたらある種のコンプレックスのようなものもあるのかもしれない。でもそれは、別に韓国人に限ったことではない。日本人にだって歴史の中で欧米諸国に対し、同様の感情が存在しているかもしれない。そうやって互いに影響し合い、意識し合いながら今日の世界があるのだと思う。悪く考えればその感情が時に争いの火種となるかもしれないが、互いが刺激し合えるというのはそう悪いことではないようにも思える。

などと最後は難しいことを書いてしまったが、韓国、ソウルの旅は素晴らしい旅だった。




  




2012'04'24(Tue)20:16 [ ソウル ] CM0. TB0 . TOP ▲
ソウルのクライマックスはソウルタワーで
韓国、ソウルのクライマックスは “ソウルタワー”。正式名称は “Nソウルタワー”(YTNソウルタワー)で、テレビやFMラジオ送信などを目的とした総合電波塔。

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登山道途中の公園。ブランコやジャングルジムの代わりにトレーニング機材が並んでいるのが面白い。

ソウルタワーは南山の山頂にあり、ソウルの街を一望できる展望スポットになっている。山頂まではロープウェイで行くと楽なのだが、せっかくなので登山道を使ってみることにした。

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山の中腹からの景色。すでになかなかの絶景。

天気は曇りがちだったけど、ひたすら登山道を登り続けた。登山道とは言っても舗装されていて階段もあるので、登山という雰囲気ではないが、だからと言ってそう楽でもない。

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山頂に達すると、ようやくソウルタワーの先端が見えてきた。

ソウルタワーの高さは236.7mで、高さ的には東京タワーの332.6mより低いが、南山の標高が265mなので、実際には500mもの高さからソウル市街を見下ろせることになる。

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ソウル市街の南、南山の頂上に建つソウルタワーは、眺望としては最高の立地にある。

ソウルタワーに到着したのは夕方近く。サンセットと夜景を見たいと思っていたので、まだ少し時間があった。まずは明るいうちにソウル市街の眺望楽しむことにした。

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山の上だからこその絶景。この立地は本当に素晴らしい。

ソウルタワーにはカフェやフードコート、高級レストランなども併設されていて、デートスポットとして非常に優秀。東京に住んでいても、東京タワーにはまったく行かないけど、こんなスポットがあればもっと行くかもな~と、ちょっとうらやましくなった。

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ソウルタワーの展望台から望む、ソウルのサンセット。

TOKYO JAPAN 1,157.99㎞” と展望台のウインドゥに書かれていた。近いような、遠いような微妙な距離感。そういえば滞在中、とある大病院のお医者さんと話をする機会があって、彼はしきりに「ソウルの街はどうだい?」と聞いてきた。僕は「うん、バランスの取れた素晴らしい街だ」と答えたが、彼が自分の街に自信を持つ気持ちがよく分かるほど、本当にバランスのいい、そして清潔感のある街だなという印象を持った。ソウルの街は近年急速に発達したので、現地に住んでいる彼らにとっても、自分たちの街の成長ぶりが感じられるのだろうと思う。




  




2012'04'15(Sun)13:20 [ ソウル ] CM0. TB0 . TOP ▲
韓国最大規模の華城行宮を巡る
韓国、城郭都市 “水原”(スウォン)の城壁を歩き、一路城壁内部の水原華城へ。

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八達門の正祖王像。ハングルが読めればリアルタイムで分かるんだけどなぁ。

途中、なにやら偉そうな銅像が建っていたので条件反射でパチリ。後日調べてみたら、水原華城を築城した李氏朝鮮22代 “正祖王” の銅像らしい。ふーむ、なるほどそういうことか。

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華城行宮の入り口。鮮やかな赤と緑の配色が特徴的な華城行宮は、韓国最大の宮殿跡。

城壁の中心にある “華城行宮”(ファソンヘングン)は、韓国の行宮の中で最も規模が大きく美しいと言われる宮殿。水原を訪れた王が滞在する施設で、1796年に築城されたのだそう。

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やや殺風景ではあるが、敷地内にはいくつもの中庭が連なっている。

ガイドブックには、韓流ドラマ「チャングダムの誓い」に使われたと記載があるけど、残念ながら見ていないのだった・・・。韓国の宮殿ってこんな雰囲気なんだな~と興味深かった。

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天井が低く、各室内は驚くほど狭い。日本のそれとは随分異なるイメージ。

韓国最大規模の宮殿跡ではあるけど、行宮内部の天井は低く、室内も驚くほど狭かった。昔の人の体格が小さかったということもあるけど、同時代の日本の建築物と比べても手狭かな。

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敷地内の雑木林を伐採し、新たにどんどん施設を増築している。

あとは建物が新しい。それもそのはずで、1990年代から復元工事が始まったとのこと。見たところほとんどが新たに建築したかのような佇まい。建物の土台や壁面はモルタルでキッチリ現代的に作り込まれていて、1796年に現在の状態であったとはとても思えない感覚があった。

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華城四大門の南門にあたる八達門。中国的なテイストの門で、威風堂々としている。

華城行宮は日本統治時代にほとんどの施設が壊されてしまったというのだが、僕が訪れた時は敷地内の更地にどんどん新たに行宮の増築がされている最中で、正直更地の場所にゼロからどんどん建ててしまうと言うのはさすがにどうなの・・・と思ってしまった。さすがに完全創作と言うことはないと思うけど、建物の外観を見る限り、どこまで史実に忠実なのかはやや疑問が残るかな。というわけで、味のある城壁の佇まいに比べ、肝心の行宮の方は遺跡っぽさはなかったけど、水原を訪れて、韓国の歴史や古い建造物に触れることができてとてもよかったと思う。

帰りに水原の街の商店街を食事がてらブラブラ歩いてみたけど、なかなか下町情緒溢れていて気に入ってしまった。思わずうまそうな大衆食堂に吸い寄せられ、食事をしたのだった。




  




2012'03'20(Tue)20:17 [ スウォン ] CM2. TB1 . TOP ▲
水原華城の城壁を歩いて
少ない滞在日程の中で選択したのは、ソウル郊外にある “水原”(スウォン)という街。

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城壁の中を、上流の貯水池を経由する “水源川” が流れている。

ソウルの南35㎞に位置する水原は、世界遺産に登録されている “華城” の城壁に取り囲まれている城郭都市だ。古き歴史建造物と融合した街並みは、ソウル市内とは随分趣が異なる。

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まずは難しいことを考えずに、城壁に沿ってひたすら歩いてみることにした。

僕と先生は、ソウルから鉄道に1時間ほど乗り、水原の街を歩いた。残念ながら天気はやや曇り気味だったが、街には貯水池から引かれた川が流れ、城壁のある街並みは魅力的だった。

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要所要所に展望ポイントがあるので、立ち寄りながら歩いた。

まずは城壁に沿ってぐるりと歩いてみることにした。城壁を歩いていると徐々に高台になり、見晴らしのいい展望台が随所にあるので、そういったポイントに立ち寄りながら歩いた。

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高台から望む水原の街並み。日本と似ているようでどこか違う。

そのうち徐々に小高い丘に上っていくような感覚で階段を上っていくと、市街全体を見下ろすような眺望が広がっていた。改めて街並みを観察すると、日本と似ているようで随分違う。

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街の郊外に建ち並ぶ、一際大きい高層ビル。集合住宅の一種なのだろう。

街の奥に高層建築のビル群のようなものが立ち並んでいるのだが、ビルの形状や雰囲気がどれも似通っていた。日本で言う集合住宅で、いわゆる「団地」のようなものだろうか。

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画一化された高層ビル群には、中国や朝鮮らしい独特の雰囲気があった。

見たところ商業ビルではなさそうなので、居住用のマンションなのだろうが、画一化されたデザインが面白いなと思った。ソウルに比べるとやや古い街並みではあるが、道が広く、空間にゆとりがあるのは同様で、そんなところは街としてとてもうらやましく感じた。


  




2012'03'15(Thu)23:27 [ スウォン ] CM0. TB0 . TOP ▲
ソウル、宮殿とかメシとかショッピングモールとか
ソウル市街の断片的な写真をまとめてみた。場所が結構あちこちに散っていて割と定かじゃなかったりするので、今回は旅の思い出などを交えてちょっとカジュアルにいこうかな。

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昌徳宮の入り口。

昌徳宮” は1405年に当時の国王が建てた宮殿で、正門の “敦化門” は韓国最古の門なのだそう。なんとなく日本の寺院を思わせる佇まいで、グリーンやレッドなどの鮮やかな色彩が施されているのが特徴かな。1400年というと日本は室町時代で、中国は明の時代。

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昌徳宮の正門、敦化門。

ただ、韓国の歴史建築物全般に言えるんだけど、同じ時代背景の日本の建築物と比べると、妙な真新しさがあり、かなり近代的な感じがします。特に石畳や塀なんかは後から増築された感が結構あるというか・・・。まぁ日本の寺院などの建築物も長い歴史の中で天災や戦による焼失、老朽化などで増改築されているから仕方のないことではあるけど。

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プデチゲは韓国ならではの庶民の鍋。

ところ変わってメシ。韓国名物 “プデチゲ” は、ピリリと辛いチゲ鍋に、ハムやソーセージ、インスタントラーメンを入れて煮込んだもの。日本と食文化が近いせいか、違和感なくなじむ味。

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漬け物にライスと、サイドメニューも豊富。

キムチや漬け物、赤飯風のライスなんかのサイドメニューもうれしい。以前インドで知り合った韓国人のサンジェ君が日本の食べ物は「甘い」と言っていたけど、たしかに韓国の食べ物は「辛い」。唐辛子がピリリと効いた食べ物が多い気がする。そしてなかなかにうまい。

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観光に疲れたときはやっぱりスイーツ。

そして、デザートはやっぱりヨーグルトアイス・・・って、これまた全然違う場所で食べたもの。たしか東大門近くのファッションビル “Migliore”(ミリオレ)のフードコートだったかな。韓国では比較的メジャーなチェーン店で、ソウル市内でも何軒か見かけた。

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仁寺洞界隈にあるショッピングモールの屋上レストラン。

またまたところ変わって、今度は “仁寺洞”(インサドン)のショッピングモール。名前は忘れたけど屋上部分に併設されたレストランで、なかなか居心地のいい空間だった。

とまぁそんな感じで、いろいろ詰め込んでみた。比較的短期間の滞在だったのであんまり詳しくないけど、詳しくないなりに次回はソウル郊外も紹介したいなと思ってます。


  




2012'03'04(Sun)17:39 [ ソウル ] CM2. TB0 . TOP ▲