見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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韓国最大規模の華城行宮を巡る
韓国、城郭都市 “水原”(スウォン)の城壁を歩き、一路城壁内部の水原華城へ。

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八達門の正祖王像。ハングルが読めればリアルタイムで分かるんだけどなぁ。

途中、なにやら偉そうな銅像が建っていたので条件反射でパチリ。後日調べてみたら、水原華城を築城した李氏朝鮮22代 “正祖王” の銅像らしい。ふーむ、なるほどそういうことか。

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華城行宮の入り口。鮮やかな赤と緑の配色が特徴的な華城行宮は、韓国最大の宮殿跡。

城壁の中心にある “華城行宮”(ファソンヘングン)は、韓国の行宮の中で最も規模が大きく美しいと言われる宮殿。水原を訪れた王が滞在する施設で、1796年に築城されたのだそう。

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やや殺風景ではあるが、敷地内にはいくつもの中庭が連なっている。

ガイドブックには、韓流ドラマ「チャングダムの誓い」に使われたと記載があるけど、残念ながら見ていないのだった・・・。韓国の宮殿ってこんな雰囲気なんだな~と興味深かった。

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天井が低く、各室内は驚くほど狭い。日本のそれとは随分異なるイメージ。

韓国最大規模の宮殿跡ではあるけど、行宮内部の天井は低く、室内も驚くほど狭かった。昔の人の体格が小さかったということもあるけど、同時代の日本の建築物と比べても手狭かな。

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敷地内の雑木林を伐採し、新たにどんどん施設を増築している。

あとは建物が新しい。それもそのはずで、1990年代から復元工事が始まったとのこと。見たところほとんどが新たに建築したかのような佇まい。建物の土台や壁面はモルタルでキッチリ現代的に作り込まれていて、1796年に現在の状態であったとはとても思えない感覚があった。

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華城四大門の南門にあたる八達門。中国的なテイストの門で、威風堂々としている。

華城行宮は日本統治時代にほとんどの施設が壊されてしまったというのだが、僕が訪れた時は敷地内の更地にどんどん新たに行宮の増築がされている最中で、正直更地の場所にゼロからどんどん建ててしまうと言うのはさすがにどうなの・・・と思ってしまった。さすがに完全創作と言うことはないと思うけど、建物の外観を見る限り、どこまで史実に忠実なのかはやや疑問が残るかな。というわけで、味のある城壁の佇まいに比べ、肝心の行宮の方は遺跡っぽさはなかったけど、水原を訪れて、韓国の歴史や古い建造物に触れることができてとてもよかったと思う。

帰りに水原の街の商店街を食事がてらブラブラ歩いてみたけど、なかなか下町情緒溢れていて気に入ってしまった。思わずうまそうな大衆食堂に吸い寄せられ、食事をしたのだった。




  




2012'03'20(Tue)20:17 [ スウォン ] CM2. TB1 . TOP ▲
水原華城の城壁を歩いて
少ない滞在日程の中で選択したのは、ソウル郊外にある “水原”(スウォン)という街。

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城壁の中を、上流の貯水池を経由する “水源川” が流れている。

ソウルの南35㎞に位置する水原は、世界遺産に登録されている “華城” の城壁に取り囲まれている城郭都市だ。古き歴史建造物と融合した街並みは、ソウル市内とは随分趣が異なる。

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まずは難しいことを考えずに、城壁に沿ってひたすら歩いてみることにした。

僕と先生は、ソウルから鉄道に1時間ほど乗り、水原の街を歩いた。残念ながら天気はやや曇り気味だったが、街には貯水池から引かれた川が流れ、城壁のある街並みは魅力的だった。

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要所要所に展望ポイントがあるので、立ち寄りながら歩いた。

まずは城壁に沿ってぐるりと歩いてみることにした。城壁を歩いていると徐々に高台になり、見晴らしのいい展望台が随所にあるので、そういったポイントに立ち寄りながら歩いた。

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高台から望む水原の街並み。日本と似ているようでどこか違う。

そのうち徐々に小高い丘に上っていくような感覚で階段を上っていくと、市街全体を見下ろすような眺望が広がっていた。改めて街並みを観察すると、日本と似ているようで随分違う。

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街の郊外に建ち並ぶ、一際大きい高層ビル。集合住宅の一種なのだろう。

街の奥に高層建築のビル群のようなものが立ち並んでいるのだが、ビルの形状や雰囲気がどれも似通っていた。日本で言う集合住宅で、いわゆる「団地」のようなものだろうか。

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画一化された高層ビル群には、中国や朝鮮らしい独特の雰囲気があった。

見たところ商業ビルではなさそうなので、居住用のマンションなのだろうが、画一化されたデザインが面白いなと思った。ソウルに比べるとやや古い街並みではあるが、道が広く、空間にゆとりがあるのは同様で、そんなところは街としてとてもうらやましく感じた。


  




2012'03'15(Thu)23:27 [ スウォン ] CM0. TB0 . TOP ▲