見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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旅の終わり、マドリッドから日本へ
モロッコからジブラルタル海峡を渡り、スペインへ。長い旅路もこれで終わり。モロッコ・フェズで先生と別行動し、スペインでは1人旅だったので、とても刺激的な旅になった。

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マドリッドの空港はデザインが効きまくり。スペインは遊び心のある建築デザインが多い。

昼前には “マドリッド・バラハス国際空港”(Madrid-Barajas)へ着いた。空港にもスペインらしいアーティスティックなデザインが至る所に散りばめられていて、思わずニヤリ。

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スペインでは雨こそなかったが、曇りの日も多かった。南部は快晴だったけど。

飛行機に乗り込み、窓の外を見つめる。空には厚い雲が立ちこめている。あいにくの曇りだが、帰国日が曇りなのはまだマシだ。いつもながら旅の最終日はちょっと寂しい。

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分厚い雲の合間を飛ぶ飛行機。窓からの景色が好きで、僕はいつも窓際の席を選ぶ。

ジブラルタル海峡───わずか14㎞の海峡を隔て、アラブ文化のモロッコとヨーロッパ文化のスペインが存在している。憧れのジブラルタル海峡を陸路で渡り、この文化のギャップを体感するのがこの旅の最大の魅力であり、目的だった。そしてその目的は達成できたと思う。

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エミレーツだったせいか、機内食はカレーだった。ちょっとうれしい。

モロッコ───喧噪のメディナ(旧市街)、まるで迷路のようなスークと職人たち。伝統料理のクスクスやタジン。そして決して忘れることのない、サハラ砂漠の銀河のような星空。

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朝陽なのか夕陽なのか、あるいはその境界線を、飛行機は飛び続ける。

スペイン───緩やかに時が流れるアンダルシアの風土、抜けるような蒼い空と太陽。新鮮な魚貝がぎっしりのパエリア。バルセロナの美しいビーチと絶景。トレドの古き街並み。

瞳を閉じると、心に焼き付いたあの風景が蘇る。そして、いつかまた、あの地に降り立ち、旅をしてみたいと思う。宝石で埋め尽くされたあの夜空を、次は子供に伝えたい。




  




2014'08'28(Thu)18:00 [ マドリッド ] CM0. TB0 . TOP ▲
マドリッドの中心、プエルタ・デル・ソルと周辺エリア
マドリッドの、というよりスペインの中心とも言える広場が “プエルタ・デル・ソル”(Puerta del Sol)だ。なぜならこの広場は、スペイン国道の起点(0km)となっている場所だからだ。

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マックカフェのチーズケーキとエスプレッソ。

プエルタ・デル・ソルを目指す前に、まずは朝食。昨日のスタバのチョコレートケーキに味を占め、今度はマックカフェでチーズケーキとエスプレッソを頼んでみた。見た目はなかなか。

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プエルタ・デル・ソルへと通ずる道。デパートなどが連なっている。

肝心の味は・・・まずまずうまいが、スタバのチョコレートケーキほどの衝撃はなかった。エスプレッソもおいしい。スペインでは、何を食べてもハズレがなかった。食のレベルが高い。

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プエルタ・デル・ソルは「太陽の門」を意味する。噴水やカルロス3世の騎馬像などがある。

プエルタ・デル・ソルに到着。人で賑わってはいるものの何の変哲も無い広場なので、知らないとスルーしてしまいそうだが、マドリッドを歩いていればこの場所は必ず経由するだろう。

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マドリッド中心部の風景。高さのある建物が連なっている。

広場には宝くじ売り場があって、長蛇の列が出来ていた。当たるのかな・・・。さて、プエルタ・デル・ソルから西に歩いて行くと、“スペイン広場”(Plaza de España)がある。

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セルバンテスは近世スペインの作家で、あの有名な “ドン・キホーテ” の著者。

スペイン広場は1930年にセルバンテスを記念して造られた広場で、入り口には泉があり、中央に “セルバンテス” のモニュメントと “ドンキホーテとサンチョ・パンサの像” がある。

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スペインでのショッピングは、掘り出し物を見つけるのが難しいという印象。

広場の一角では、ちょっとした露店が出ていた。チラ見をしながら奥にそびえ立つモニュメントの方へ。白いタワーに、セルバンテスの像が鎮座している。裏へ回ると・・・。

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ドンキホーテとサンチョ・パンサの像。実物大で、結構リアルだ。

ドンキホーテとサンチョ・パンサの銅像があった。ドンキホーテについてはあまり詳しくはないが、妄想癖のある下級貴族の主人公が、自らを伝説の騎士と思い込み、痩せこけた馬ロシナンテと従者サンチョ・パンサを引きつれ、遍歴の旅に出かける物語だ。(Wikipedia)

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プエルタ・デル・ソルの南西に位置するマヨール広場。広場のレストランは活気に満ちていた。

スペイン広場からプエルタ・デル・ソルを経由し、南西の “マヨール広場”(Plaza de Mayor)へ。広大な広場では15世紀には市場が開かれ、商業の中心となっていたのだそう。

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アトーチャ駅の外観。外にはタクシーがたくさん駐まっている。

さて、時は過ぎて夕方。マドリッド最大の鉄道駅 “アトーチャ駅”(Estación de Atocha)へ。目的はトレド行きの鉄道チケットを買うため。後日、マドリッドから古都トレドを目指す。

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まるで植物園のようなアトーチャ駅の外観の内部。

巨大な駅の構内には、まるで植物園のように熱帯植物が植えられていて、ちょっとした癒やしの空間になっている。ドバイの空港などもそうだけど、殺伐とした近代的な建物の中でも、緑が生い茂っていると和む。窓口でトレド行きの鉄道チケットを購入し、帰路についた。




  




2014'06'25(Wed)18:17 [ マドリッド ] CM4. TB0 . TOP ▲
スペインのスタバのチョコレートケーキがうますぎる
スペイン、“マドリッド”(Madrid)の早朝。いつものように街へと繰り出したのだった。

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活気溢れる、朝のマドリッド。

マドリッドの街並みは、バルセロナとは随分趣が異なる。なんというか、より中世ヨーロッパの雰囲気なのだ。ところが、見た目に反して都市特有のピリピリした空気はそれほどない。

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中世ヨーロッパを感じさせる、装飾が施された建物が建ち並んでいる。

おそらく治安が良いからだろう。街は清潔だし、ホームレスもあまり見かけない。治安はバルセロナより良いような気がした。さて、朝食を食べようと、近くのスタバに入った。

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スタバのケーキとは思えない、濃厚なチョコレートケーキ。いやマジです。

スペインでは度々スタバを利用した。数少ない「有効な」WiFiスポットでもあり、休憩ポイントとして重宝した。その朝は、たまたまその時の気分でチョコレートケーキを注文したのだった。確か4.5ユーロくらいして、決して安くはなかったのだが、その分サイズはでかい。

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チョコレートケーキのうまさにエキサイトして、文章と写真がずれてしまった・・・。

朝は甘い物がうまい。フォークで切って口に頬張る。「う、うまい!」濃厚だが、チョコレートの質が高く、食べていて飽きない。見た目こそ、ごく普通のチョコレートケーキなのだが、とてもスタバのケーキとは思えないクオリティの味。そしてボリューム感もすごい。

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美しい並木通りの “アルフォンソ12世通り”(Calle de Alfonso XII)。

あぁなるほど、やっぱりスペインの食材は違うんだな・・・」などと呟いたかどうかは覚えていないが、妙に納得して店を出た。朝食を食べ、一路目指したのは美術館だった。

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18世紀に、スペインを代表する建築課 “フアン・デ・ビリャヌエバ” に設計させた建物。

マドリッドには “プラド美術館”(Museo Nacional del Prado)という、15世紀以来の歴代のスペイン王家のコレクションを展示する、世界有数の美術館があるのだ。3万点にも及ぶ絵画や彫刻を所蔵し、軽く見て歩いても半日はかかる。僕が訪れた時は、ルノワール展をやっていた。

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白地に赤いラインの入ったスペインのタクシーがカッコいい。

美術館の中では写真は撮れないので・・・・・・とりあえず一通り見て歩いて外へ。いつのまにか、すっかり夕方近い時間帯になっていた。蒼い空と、白い雲のコントラストが記憶に残った。

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夕方のマドリッド。ビビッドな空の蒼がキレイなんだよなぁ・・・。

美術館から出て、ホテルのあるグラン・ビア周辺エリアへの帰路についた。なんだか妙にお腹が空いたので、途中、ちょっと洒落た雰囲気のカフェレストランに入った。

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1人でも入りやすいカジュアルレストラン。

半地下になっている、“Las BOVEDAS de CIBELES” という名前のレストラン。場所はグラン・ビアの外れにあって、グラン・ビア通りとアルカラ通りが交差するあたり。

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ラビオリ・カルボナーラ。久しぶりのイタリアンがうまかった。

注文したのは、カルボナーラソースのラビオリ。ハズレの無い味で、とても美味しかった。カフェに近いカジュアルレストランで、1人でも利用しやすいのがうれしい。

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目抜きのグラン・ビア通り。

早めの夕食を済ませて店の外に出ると、まだギリギリ明るかった。だが、美術館巡りでどっぷり疲れてしまい、あまり寄り道せずにホテルへと戻った。スペインを旅する際には、スタバを利用する人も多いだろうと思う。ぜひチョコレートケーキにトライしてみて欲しい。




  




2014'06'12(Thu)20:03 [ マドリッド ] CM2. TB0 . TOP ▲
マドリッドのホテルと、最も印象に残った「ぼっち」レストラン
夕方前にマドリッドに到着し、まずは予め予約しておいたホテルへ。

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宿は予約しておくと楽だし、結果的には安く泊まれることが多い。

バックパッカー旅の宿、予約する人としない人がいるみたいだけど、僕は予約する派。宿探しに貴重な時間を割きたくないのと、何と言っても泊まりたい宿に泊まれるのが大きい。

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宿泊したホテル・トリアーナの外観。ごく普通の集合住宅といった佇まい。

もちろん、これは状況によっては予約できない場合もあるから、必ずというわけではないけど。でも、今までの経験だと、泊まりたいと思える宿に泊まれた方が満足度が大きかった。

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室内は広くはないが、清潔感があってとても良かった。

でまぁ、マドリッドで最初に宿泊したのが “Toriana” というエコノミーホテル。ホテルというより、マンションの一室という雰囲気のミニホテルなんだけど、清潔感のある部屋だった。

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バスルームも洒落ている。目抜き通りの “Gran Via” まですぐの立地。

正直言って、僕がいつもバックパッカー旅で宿泊する宿と比べると、ちょっとグレードが高い感じ。ただ、宿泊費はそこそこリーズナブル。それとアクセスがとても良いのが魅力。

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スペイン料理のレストラン、ラ・グロリア・モンテーラ。

部屋に荷物を降ろしてシャワーを浴びたら、いつの間にか夜に。メシを求めて、夜の街を彷徨う。どうせ食べるのなら、うまいものが食べたい。だが、一人旅の夕食は時々ハマる・・・。

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サラダと、インスタントラーメンの麺みたいのが使われたパエリア。

僕はスペインでは、できるだけスペイン料理を食べるようにしていた。それでホテル近くにある人気のレストラン、“La Gloria de Montera” に入った。オーダーしたのはこの2皿。

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皆楽しそうに談笑している。一方僕は・・・一人旅のレストランは、時々ヤバいのである。

いや、料理は美味しかったんだけどね・・・。特にパエリアのような料理は、ライスの代わりにインスタントラーメンの麺みたいのが使われてて、新鮮だった。ただ、人気の店だけあって、店内は地元の客で賑わっていて、僕は結構真ん中の席。周囲が盛り上がる中、一人ポツンと食事をするのは、さすがに居心地が悪かった。ああ仕方ない、仕方ないのさ。だって一人旅なんだし、まあよくあること。かといって夕食を全部サンドイッチで済ませるわけにはいかないしね。




  




2014'05'26(Mon)18:00 [ マドリッド ] CM0. TB0 . TOP ▲
スペインの首都、マドリッドへ
早朝のバルセロナ・サンツ駅。ここから AVE で首都 “マドリッド”(Madrid)を目指す。

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バルセロナ・サンツ駅は近代的なターミナル駅だ。

マドリッドはイベリア半島の中央に位置しているため、 スペイン北東部のバルセロナから距離はあるが、時速300㎞で走るスペインの新幹線 AVE なら約3時間ほどで到着する。

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駅の構内には、飲物や軽食が買えるカフェもある。

普通ならマドリッドからスペインの旅をはじめるところなのだろうが、モロッコからジブラルタル海峡を渡り、スペイン南部から旅をはじめたため、順序が逆になってしまった。

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日本のように、建物でびっしりという感じではない。

AVE で、イベリア半島を縦断する。いや、この場合は縦断と言うより横断なのかな。窓の外はご覧の通り開けていて、時折オリーブ畑がある以外は、ほとんどが乾いた荒野。

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手前にオリーブ畑が広がっている。

同じ車両に3人組の韓国人の女の子が乗っていて、結構お洒落な格好をしていた。一方僕はラフなスタイルで、モロッコではドラッグディーラーじゃないのかと怪しまれるほど・・・。

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街が見えてきた。マドリッドはもう近い。

きっとバックパッカー的にはカーゴパンツとかで、いたって普通の格好だと思うんだけど、ヨーロッパを旅するなら、もう少しモード寄りのスタイルの方が合うなと思った。

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バルセロナともまた違う、都市特有の緊張感のある空気が流れていた。

そうこうしているうちに、マドリッドに到着。“Estación de Madrid-Puerta de Atocha”(マドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅)という長〜い名前の駅。

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バルセロナと違い、マドリッドのターミナル駅は至って平和。

駅の中は、“Segafredo” なんかのカフェもあるし、バルセロナより歩いている人たちの服装が重めだったので、随分雰囲気が違って見えた。ここにはスケボーは似合わない。

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ストリートアートも少ないし、クリーンな街並み。

駅から市街に出てみると、無機質な都市の空気が流れていた。バルセロナに比べて、よりビジネスタウン的な都市という印象。でパッと見だけど、どうやら治安は悪く無さそうだ。

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「血と金の旗」と呼ばれる、赤、黄、赤のストライプ。中央にスペインの国章が描かれている。

外に出て、最初に目に飛び込んだのが、建物の上にはためくスペインの国旗。空の光に透かされた赤と黄色の国旗が美しかった。日本の国旗だと、こんな味は出ないかもな〜・・・。

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もうすぐ夕方だ。

広場を歩いていると、太陽が傾きはじめていた。そういえば朝からなにも食べていない。

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味は・・・まぁ正直そんなにおいしい印象は無かった。

近くにあった “Pans and Company” というサンドイッチのチェーン店で、しばし休息。旅も大詰め。しばらくはここマドリッドを起点に、いろいろ見て歩くつもりだった。




  




2014'05'08(Thu)18:34 [ マドリッド ] CM0. TB0 . TOP ▲