見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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イスタンブール、夜の新市街と大衆食堂
夕方のイスタンブール───ぶらぶらと新市街の方へ。

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駅の背後にそびえ立つモスク。美しきシルエット。

旧市街から新市街へは路面電車を使う。途中でガラタ橋を渡る必要があり、移動中の景色が素晴らしい。街の随所にあるモスクは、巨大な建造物なのになぜか圧迫感がない。

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新市街の目抜き通り。夜でも活気に満ちている。

外国人には旧市街のイメージが強いイスタンブールだが、新市街もなかなかどうして見所に溢れている。目抜きの大通りを歩く。道の両脇には様々な店が軒を連ねている。

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大通りのど真ん中を路面電車が走り抜ける。

そんな無数の店のショーウインドウを何気なく眺めながら歩いていると、時折、通りの中央を路面電車が通り抜ける。人でごった返す大通りだが、その時だけは皆脇に避けるのだ。

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観光客向けの土産物屋。

新市街を歩いているのは大半が地元の人たちだが、観光客向けの店も点在している。特別にこだわった品は少ないが、こういう店も職場用の土産物を買うのには便利だったりする。

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お菓子のショーケース。僕たちもいろいろ買って食べてみた。

店内の一角にお菓子を売っているショーケースがあって、カウンターの後ろでお菓子を作っているのが見えた。色鮮やかなゼリー系のお菓子がメインで、その種類と量は圧巻。

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トルコの大衆食堂は “ロカンタ”(Lokanta)と呼ぶ。

歩いていたらお腹が空いてきたので、良さそうな大衆食堂(ロカンタ)に入ることにした。僕たちが入ったのは比較的カジュアルな佇まいのロカンタで、店内は客で賑わっていた。

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店頭のショーケースで料理を選べる。料理を指差して注文するのだ。

トルコのロカンタの多くは、店頭にショーケースが並んでいて、料理の名前が分からなくても指差せば注文できる、ビュッフェっぽいシステム。トマト系の煮込み料理が多いかも。

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たぶんイスケンデル・ケバブかな。それにトマト系のスープとパン。

だいたいおかずに1皿と、バターライスやパン、スープなどを頼む感じ。僕たちが注文したのは、ヨーグルトソースを添えた “イスケンデル・ケバブ”。それにパンとスープ。

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こちらはオルマン・ケバブとバターライス、パン。トルコ料理はトマトをよく使う。

2品目は、羊肉とジャガイモ、グリーンピースが入った煮込み料理、“オルマン・ケバブ”。それにお気に入りのバターライスとパン。イスケンデル・ケバブ、オルマン・ケバブ共に、クセが無く外しの無い味。味もさることながら、肉と野菜がバランス良く食べれるのでとても健康的だ。大衆食堂からも、トルコに様々な民族が交易のために訪れ、文化が育まれてきたということが伝わってくる。誰もが親しみを感じ、美味しく感じられる味がトルコの料理なのだ。




  




2017'10'25(Wed)12:59 [ イスタンブール ] CM0. TB0 . TOP ▲
ボスポラスクルーズ、ボスポラス海峡のルビー part-2
───ボスポラス海峡に沈みゆく太陽。

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ボスポラス大橋の、支柱の無い細いシルエットが浮かび上がる。

サンセットの瞬間は、フェリーが再びボスポラス大橋に近づいた辺りだった。

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ボスポラス大橋は全長1510mの吊り橋。

横からシルエットだけ見ると細い橋だが、橋の上は6車線もあるらしい。

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沈む太陽をバックに、ボスポラス大橋のシルエットを望む。

東のアジア側は住宅地区がメイン、西のヨーロッパ側は商業地区がメインになっているそうだ。

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サンセット直前の船内の様子。

船内でも窓からサンセットを眺める人々の姿が。

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太陽が沈む瞬間。

ボスポラス大橋を越えて少しして、太陽は完全に大地に飲み込まれた。

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突き出た尖塔はガラタ塔だと思う。

ガラタ塔のすぐ右手に沈んだので、とてもいい位置でサンセットを眺めることができた。

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右奥にガラタ塔、影になってよく見えないが中央にガラタ橋が架かっている。

太陽が沈んだ後も、空は美しい紅に染まっていた。

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さらに近づくと、ガラタ橋のネオンが煌煌と輝いていた。

ガラタ橋が見えてきた。向かって左側にある港がフェリー乗り場のあるエミノニュだ。

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近くで見ると橋の下の鮮やかなレストランのネオンが際立っている。

そして再びエミノニュに戻り、僕たちはフェリーを降りた。

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バックにそびえ立つイェニ・ジャーミィ。

夕方になると広場の屋台のネオンが灯りはじめ、日中とはまた違った雰囲気に。バックにある巨大な建造物はイェニ・ジャーミィ。こういった巨大なオスマン建築のモスクが街中に点在していることが、イスタンブールの街の美しさをさらに際立ったものにしていると思う。




  




2017'09'05(Tue)12:14 [ イスタンブール ] CM0. TB0 . TOP ▲
ボスポラスクルーズ、ボスポラス海峡のルビー part-1
海から見るイスタンブールの街並みに魅了され、滞在中は何度も港に足を運んだ。

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エミノニュのサバサンドの屋台。

エミノニュの港の周辺には、名物 “バルク・エキメッキ”(Balik Ekmek)をはじめとする屋台がひしめいている。中でも船の屋台が特徴的で、波に揺られる不安定な船内で魚を焼いている。

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船酔いしそうなほど不安定なのに楽しそうに魚を焼いていた。

バルク・エキメッキとは、通称サバサンドと呼ばれている、サバなどの焼き魚とレタスなどをバゲットに似たトルコパンで挟んだサンドイッチのこと。船の屋台は時折海の波風に煽られ船体がものすごい角度になるのだが、そんなことはお構いなしにサバサンドを作っていた。

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ガラタ橋と旧市街。美しき街並み。

イスタンブールの美しい街並みは、陸地が山なりになっていること、海沿いに見所の建造物がひしめいていること、マルマラ海を取り囲むように陸地があること。これらが世界に類を見ない魅力的な街並みを形成しているのだ。もちろん建造物の規模や美しさは語るまでもない。

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橋の上では釣りをする人々が。橋の下にはレストランが軒を連ねている。

さて、夕方エミノニュの港から “ボスポラスクルーズ” という、ボスポラス海峡を周遊するルートのフェリーに乗ってみた。サンセットのイスタンブールの街並みを見てみたかったのだ。

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先ほどの船のサバサンドの屋台。

出航したフェリーが、少しずつエミノニュから離れていく。

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小島に建てられた建造物、乙女の塔。

海の中の小さな小島にひっそりと建っている建造物が気になった。“乙女の塔”(Kiz Kulesi)と呼ばれる城塞で、かつて灯台として使われていたものを改装し、今はレストランになっているのだとか。水面スレスレなので、高波になったらすぐに海に飲み込まれてしまいそう。

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僕たちが乗っているフェリーはこんな感じ。

ボスポラスクルーズのルートは、ボスポラス海峡を北上して戻ってくるルートになっている。

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海峡を結ぶボスポラス大橋の勇姿。

このルートで最も目を引くのが海峡に架けられた巨大な吊り橋 “ボスポラス大橋” ではないだろうか。全長1500mもある大きな橋で、橋の途中に補強の支えが全く無いのがすごい。

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あっという間に通り過ぎてしまった。

これだけ大規模な橋なのに、シルエットは驚くほどスリム。強度は大丈夫なのだろうか・・・。

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ヨーロッパ的な風貌の城塞、ルメリ・ヒサル。これをたった4ヶ月で造ったというのだからすごい。

ボスポラス大橋を越えしばらくすると、左手に巨大な城塞が見えてきた。これは “ルメリ・ヒサル”(Rumeli Hisarı)という、オスマン帝国のメフメト2世が1453年に、わずか4ヶ月ほどで造営し、東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルの攻略の拠点にしたのだとか。

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高低差のある立体的な街並みは郊外でも同様。

サンセットの時間が刻一刻と近づいていた。

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どの方角を見ても美しい街並みが広がっていた。

夕陽に照らされた街並み。海からだからこその景観。

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新市街のビル群。

新市街の方角だろうか、たくさんのビル群が見える。歴史的建造物が目白押しの旧市街とは対照的な、イスタンブールのもうひとつの顔だ。こちらにもスポットを当てていきたい。

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ボスポラス海峡のサンセットまであとわずか。

沈みゆく太陽。サンセットを期待して夕方のボスポラスクルーズのフェリーに乗ってみたが、ルートのどの場所でサンセットが訪れるかは分からなかった。時折山なりになった街並みのシルエットに太陽が隠れることがあるが、サンセットまであとわずかな時間はありそうだ。




  




2017'08'31(Thu)19:18 [ イスタンブール ] CM0. TB0 . TOP ▲
マルマラ海の水鳥たち
イスタンブールのアジア側 “カドゥキョイ”(Kadıköy)からの帰りのフェリーで、海上を飛び交う水鳥たちを撮影してみた。フェリーの周囲をかなりの近距離で飛び交っていたのだ。

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フェリーの周りを無数の水鳥たちが飛んでいた。

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風に乗り、羽は開いたまま。

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時折、甲板にいる僕たちの真上をかすめるように。

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真横を飛んでいたときに捉えた。

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真下からも。美しいシルエット。

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無数の船が浮かぶマルマラ海。穏やかで自由な空気感。

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一番アップで撮れたのがこれ。

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新市街の方はビルがたくさんそびえ立っている。

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自由の水鳥たちよ、またいつかどこかで。

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トプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスク・・・・・・旧市街が近づいてきた。


水鳥の姿に夢中になっていて、気が付いたらたくさんの写真を撮っていた。穏やかな風に乗り、美しい紺碧の海の上を、何者にも縛られず自由に飛び交う水鳥たち。自然界にいるのだから、もちろん生と死の狭間で生きているのだろうけど、なんだかうらやましく感じた。




  




2017'06'08(Thu)17:57 [ イスタンブール ] CM0. TB0 . TOP ▲
イスタンブールのアジア側
イスタンブール、エミノニュからフェリーで「アジア側」と呼ばれる “カドゥキョイ”(Kadıköy)の港を目指す。金角湾を経由し、マルマラ海へ。海から望む街並みは壮大だった。

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フェリーからはるか遠方の新市街を望む。

金角湾からマルマラ海へ出ると、新市街、旧市街、アジア側と、周囲を取り囲むような陸地の景観に目を奪われる。それぞれが大きく異なる街並みであることが一目瞭然になる。

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アヤソフィアとブルーモスク。隔てるものがなにもない海からだからこその絶景。

旧市街側に目を向けると、トプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクが連なるイスタンブール観光最大の見せ場が視界に収まる。海からだからこそ見ることができる風景だ。

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アジア側、カドゥキョイの港。停泊しているフェリーは乗っているのと同じタイプのもの。

絶景に目を奪われながらしばらくフェリーに揺られると、カドゥキョイの港が見えてきた。遠くからではあるが、旧市街とは趣が異なり、近代的な建造物が多いのがよく分かる。

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庶民の生活が感じられる喧噪の街並みが広がっていた。

フェリーを降りて港から街に入ると、すぐに車通りの激しい大通りに出る。歴史的建造物が目白押しの旧市街とは大きく異なり、こちらは実際に庶民が暮らす町といった雰囲気だ。

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昔懐かしい感じのするグルグルキャンディー。こういうの食べるのだろうか・・・。

近くの売店の店頭を眺めたら、通常のスナック類やドリンク類の他、リンゴや、ポップコーンが作れそうな乾物のコーン、昔ながらのグルグルキャンディーなどがあって面白かった。

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活気のある路地。ファッションの店が多く、どちらかというと若者が多い印象。

大通りから路地に入ると、活気のある商店街になっていた。観光客向けではなく、地元の人たちが利用する服や靴の店、カフェなどが点在していている。下町情緒溢れる世界観。

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骨董品屋が軒を連ねるテルラルザーデ通り。

路地をさらに奥へと歩いて行くと、骨董品屋が軒を連ねるエリアに。店先には至る所にテーブルチェアが設置され、くつろぐ人たちの姿が。じっくりアンティークを見て回ることに。

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骨董品屋の店頭。インテリアとかオブジェを探すのにはいいかも。

なかなかお目にかかることができない骨董品ばかりで、結構掘り出し物もありそう・・・なのだが、いざ買うとなると、これが欲しいというものは見つからなかった。ちょっと残念。

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骨董品を眺めながらテルラルザーデ通りを歩く。

でも、アンティークを見ながら歩くのは楽しい。実用性がないものが多いから、オブジェみたいな感じで飾るといいのかもしれない。古いヨーロッパの細かい装飾のものが多かった。

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細路地に向き合うように軒を連ねるカフェ・レストラン。

カドゥキョイの街をしばらく歩き回ったらちょっと疲れたので、休憩することにした。細路地にカフェやレストランが軒を連ねるエリアがあって、これはこれで印象的な街並みだった。

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カジュアルなオープンエアーのカフェへ。

僕たちはオープンエアーの気軽なカフェに入った。豪華ではないけど、調度品がかわいいんですよ。ミニマリズムとはベクトルの異なるエスニックな調度品の数々に魅せられる。

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チャイと山盛りの角砂糖。かじると元気が出るよ。

チャイを注文すると、いつものチャイグラスがテーブルに置かれる。トルコのチャイグラス。傍らには山盛りの角砂糖。1つつまんで口の中に放り込む。素朴な甘さがたまらない。

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夕方、再びカドゥキョイの港へ。

チャイを飲んで元気が出たらもう一歩きして港へ。下町情緒溢れるカドゥキョイの街は新鮮だった。学生や地元の人たちで活気があって、旧市街の観光エリアとはまた違った魅力。

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そして帰りのフェリーに乗り込む。

ここからフェリーで旧市街のエミノニュ港へと戻ります。フェリーは頻繁に発着しているから、アジア側から旧市街や新市街へ通勤や通学をしている人も多いのかもしれないですね。

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フェリーのトークン。運賃は片道4トルコリラ(約125円)。

イスタンブールの海を隔てたアジア側の世界。そこは訪れる前のイメージとはずいぶん違っていた。とりたてて治安が悪いわけでもなく、特にアジア人、東洋人が多く住んでいるという印象も受けなかった。観光名所の多い街の中心部より、こちら側で住む方が現実的な「庶民の町」という感覚だろうか。実はイスタンブールよりカドゥキョイの街は歴史が長いらしいですよ。




  




2017'04'28(Fri)19:02 [ イスタンブール ] CM0. TB0 . TOP ▲