見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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果てしなく彷徨った末に
デリー郊外で、レストランで教えてもらったバス停を探しているうちにすっかり迷ってしまったのですが、どっぷり深みにはまってしまい、困った事態に。インドではしょっちゅう彷徨っていましたが、このときは結果的にものすごい距離を歩いたなと思います。デリーは街の規模が大きいので、道に迷うともう大変。やたらと歩くことになります。

迷いまくったけど、そのおかげで面白い風景が撮れたので、まぁ見てやってください!

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日中の一番陽射しの強い時間帯だったので、そこもよくなかったところ。反省。

最初のうちはまだ繁華街だったので、道に迷いながらもなんとかなるだろうと甘く見ていたのですが、どうも歩いても歩いても同じ場所に戻ってきてしまうようで、何度も同じ場所を歩いていると住人たちに顔を覚えられてしまい、子供たちが集まってきてしまいました。

オイオイ、なにかの取材とかじゃなくって、ただ道に迷ってるだけなんだから・・・とは言えず、ノリで遊んでしまう僕がいました。ハハ・・・アホですね。

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「撮って~」って言うからパシャリ。人なつっこい子供たち。いっぱい撮りました。

子供たちもヒマしているのか、次から次へと集まってくるんですよね~、これがまた。「僕たちも撮って~」とか、珍しい外国人旅行者の訪問に興味津々で質問攻めにしてみたり。おかげで写真はたくさん撮れたけど、肝心の道はサッパリ。

なんだかしょっちゅう道に迷っているようですが、インドの道は迷いやすいです。特に郊外では目印になるものが少ないし、道を尋ねても知らなかったり、英語が通じないことも多い。こんな時に頼りになる警察官も、郊外ではあまり見かけないし。

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ちょっと照れている後ろのお姉さん。最初のうちは子供たちと楽しく遊んでいました。

インドの場合、困ったことに街を歩いている人に道を聞いても頼りにならない事が多い(下手に聞くと逆に迷う)ので、まずは大通りを探すことにしました。要は元来た道に戻ればいいだけのはずなのに、その簡単そうなことがなかなかできないという。

比較的賑やかな繁華街を歩いているうちは楽観視していて、いつものようにちょっと散策してからでもいいかなと思い、子供たちと話したりしながら歩いていたのですが、歩いているうちにだんだん景色が変わっていったので、マズイな~と。

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車やバイクも駐車してあるから、このエリアの生活水準はそう低くはない。

気がつくとそこは住宅街でした。スラムとかではなく、ごく普通の住宅街。郊外だからなのか、妙に静かで落ち着いた佇まいがなかなかいいかんじでした。同じような形のアパートが立ち並んでいて、日本で言う団地に雰囲気が近いかも知れません。

団地とは言っても2階建てなので、日本の団地ほど建物は大きくないのですが、写真のような雰囲気の区画がずっと続いているので、いかにもそれらしい雰囲気なんです。

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このエリアは高級感こそないけれど、ゴミも少なかったような印象です。

同じインドとは思えないくらい平静で、遠くから子供の遊ぶ声が聞こえたり、食器を洗う音や子供を呼ぶ母親の声が聞こえたり、布団や洗濯物が干してある、素朴でのどかな風景。

内心、迷いすぎてどうやって復帰するんだコレ、などと考えながらも、日本にもあるような、どこか懐かしい情景が、不思議と安堵感を与えてくれ、穏やかな気持ちになりました。

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踏切の中で鉄道が通りすぎるのを待つ少年。突っ込むと危ないんだぜ。

さらに歩き続けると、踏切がありました。貨物列車が通ってなかなか踏切が開かないのですが、自転車に乗った子供たちはお約束のように踏切を越えて線路の中に。

こうやってデリーだけでも様々な街の風景を見ていると、さすが12億の人口を誇るインドだなと思います。インドにいると、なにかとカーストを意識して見てしまうところがあるのですが、僕が迷い込んだこのエリアは郊外の街の中流くらいなのかな。集合住宅ではあるものの、周囲の環境は概ね良好で、生活水準はそれほど低くはないように感じました。

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なかなか生活しやすそうなデリー郊外の集合住宅。

で、最終的にどうやってこの状態から脱出したかというと・・・とりあえず迷いながらもなんとか繁華街まで戻り、偶然大学を見つけました。その大学の建物の外にはたくさんの生徒が並んでいて、名前や番号を確認してから校内に入る手続き(新学期か!?)の最中でした。

学生なら大通りやバス停の場所が分かるはず!と思い、まずは受付近くにいる係員に道を尋ねてみたのですが・・・なんかしらんけど、生徒と間違えられて、名前とか番号を聞かれてそのまま連れ込まれそうになりました。オイ、いくらなんでも普通わかるだろ、普通。

生徒じゃないって説明してるのに、英語が通じないのかなかなか理解してもらえず、周囲の学生たちが説明してくれたみたい。ふ~、やれやれ。で、その学生たちにバス停までの道を教えてもらいました。バス停の場所は意外と近くて、無事たどり着くことができました。でも最初にレストランで教えてくれた場所とは違うと思うけど。あれから一体何㎞歩いたか分からないからなぁ。ということで、道に迷ってホントに困ったら学生に聞いてみるのもいいかも。

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意気投合した、ショーン・コネリー似のリクシャーのドライバー。立ち寄ったガソリンスタンドにて。

バス停に着いたはいいけど、この時点で長時間の放浪に体力を奪われ、すっかり疲れ果ててしまっていました。どこかで休憩してから行こうかなと思っていたのですが、偶然近くにいたオートリクシャーのドライバーのおじいさんと目が合ってしまい、面倒なのでそのままバスではなくオートリクシャーに乗ることにしてしまった。

このおじいさんと妙に気があってしまい、道中車内で会話が弾み、途中ガソリンスタンドで休憩しながらのんびり帰りました。いろいろ案内してくれるって言ってくれたんだけど、疲れてたので丁重にお断りしつつ、目的地のコンノート・プレイスに到着。特にぼったくられることもなく、お互い手を振って笑顔で別れることができました。

ホントはデリー郊外には目的を持って出かけたんだけどね・・・


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2010'06'30(Wed)18:34 [ デリー ] CM0. TB0 . TOP ▲
世界一生活費が高い都市
アメリカの金融サービスコンサルティング会社 “マーサー”(Mercer)が、2010年の世界主要都市を対象にした生活費ランキング(cost of living ranking cities worldwide)のリサーチ結果を発表しました。リサーチは、世界214都市の住宅費や交通費、食費など200項目以上を調査し、ドル建てに換算した上で、ニューヨークを基準に指数化したもの。

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大型オフィスビルの建設が進むルアンダ中心部。(Reuters)


結果は以下の通り。

1 位:ルアンダ・アンゴラ(アフリカ)
2 位:東京・日本(昨年1位)
3 位:ヌジャメナ・チャド(アフリカ)
4 位:モスクワ・ロシア
5 位:ジュネーブ・スイス
6 位:大阪・日本(昨年2位)
7 位:リーブルヴィル・ガボン(アフリカ)
8 位:香港・中国
8 位:チューリッヒ・スイス
10位:コペンハーゲン・デンマーク

14位:ソウル・韓国
16位:北京・中国
17位:ロンドン・イギリス
17位:パリ・フランス
21位:サンパウロ・ブラジル
27位:ニューヨーク・アメリカ(昨年8位)
55位:ロサンゼルス・アメリカ(昨年23位)


※最も生活費の安い都市はカラチ・パキスタン(昨年はヨハネスブルク・南アフリカ


首位は意外にもアフリカ中西部にあるアンゴラの首都ルアンダ。今回初めてアフリカが3都市もベスト10にランクインしている。アジアでは昨年2位だった大阪が6位に、香港がチューリッヒと並び8位に。隣国、韓国の首都ソウルは14位という結果。

一方アメリカの都市では、ニューヨークが27位、ロサンゼルスが55位で、南北アメリカ大陸で最も上位に入った21位のサンパウロを下回っている。アメリカは昨年のデータと比べると軒並み下がっているのが分かる。また、最も生活費の安い都市はパキスタンのカラチ。昨年は南アフリカのヨハネスブルクだった。

個人的にはドバイ(昨年20位)辺りが高そうなイメージだったのに、アラブの諸都市では50位のアブダビだけがランクイン。やはりドバイ・ショックの影響か。逆にアフリカがベスト10に3都市もランクインしているのは意外。

生活費の高さが先進国の生活水準の高さを表す一つの指標にもなっているところもあるので、一概に安ければいいというものではないが、海外旅行者にはその国の物価が安ければ安いほど、旅行がしやすくなるうれしい要素なのではないだろうか。


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2010'06'29(Tue)19:11 [ World 'Unique' News ] CM0. TB0 . TOP ▲
バックパッカー旅の必需品
インドを旅する準備の記事で、“必要不可欠なもの” として記述しているアイテム群の中から、洗濯に使用する、ロープカラビナS字フックの3点と、電化製品のバッテリーの充電などには欠かせない、電源プラグ変換アダプターを紹介。

バックパッカー旅の場合、とにかく無駄な荷物を減らすことがコツと言えばコツなのですが、この辺のアイテムははずせないアイテムだろうと思います。

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写真のようにロープの両端に結ぶと、引っかけやすく、取り外しやすい。状況に応じて工夫する。

まずは洗濯用のアイテムを紹介。カラフルなロープは “クライミングロープ” 。室内で洗濯物を干す程度の用途であれば、強度的には細めのもので十分。長さは3m以上は欲しいところ。部屋によってはなかなか引っかけるところが少なくて、長さが足りないことがあるので、やや長めの方がいいと思う。だいたい3m~5mというところだろうか。

カラビナ” と “S字フック” は1つずつ持って行くと様々なシチュエーションに対応できて便利です。使い方としてはロープの両端に結んで、カーテンレールや扉の取っ手などに引っかけたり、ロープの長さが微妙に足りない時にも役立ちます。また、S字フックは洗濯物を引っかけたりして干すこともできるので、1つあると何かと便利です。

インドやタイのような暑い地域を旅する時には、毎日のように頻繁に洗濯をするケースが多いので、結構重要なツールなのですが、部屋にうまい具合にロープを張るのは意外とアイデアが必要だったりもします。基本はファンの下が理想的なのですが、時には引っかけるところが全くない部屋もあるので、いろいろと工夫が必要なんですよね~、これが。

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Go!ConW2は今回のインドで買い換えたアイテムで、同メーカーでは最新モデル。黒、白、赤の3色展開。

こちらは “電源プラグ変換アダプター” 。これもデジカメやノートPCなどの電化製品を、旅に持って行くことが当たり前になっている現代では、必要不可欠なアイテムです。個人的には1つあれば十分だと思うのですが、電化製品をたくさん持って行かれるような方は、複数必要な場合もあるようです。ちなみに、途上国の安宿だと、肝心のコンセントの差し込み口が1ヵ所しかないという事もよくあるので、安宿泊まりの方は注意してください。

僕が使っているのはマルチ電源形状変換アダプターで、“ROAD WARRIOR” というメーカーの、“Go!ConW2”(ゴーコンW2)という商品です。これ一つで世界中のあらゆる形状のコンセントの差し込み口に対応する優れものです。ボディの真ん中でパカッて外れて組み合わせることで、様々な形状の差し込み口に対応する仕組みになっています。

このアイテム、なんかコンセントに差し込んだまま、そのまま宿に忘れそうな気がしたので、カラーはあえてビビッドなレッドを選択しました。差し込み口は目立たない場所にあることが多いので・・・。尚、このモデルにはケースが付属していますので、収納にも便利です。

今回紹介したものは、旅慣れた人にとっては当たり前のアイテムだと思いますが、これから旅をされる方、旅の前に買い換えを考えている方は参考にしてみてください。


  


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2010'06'28(Mon)20:41 [ 旅の装備 ] CM2. TB0 . TOP ▲
インドの街は牛だらけ!?
メトロに、バスに、リクシャーにと、様々な乗り物を乗り継いでデリー郊外を歩いてみるシリーズ第二弾!郊外に足を伸ばしたはいいが、実は迷いまくっただけかもしれないけど、それは秘密で、郊外ならではのインドの風景を楽しんでください。

では、引き続きデリー郊外の旅、さっそくGO!

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チキンカレーとナン、コーラで532ルピーもしちまったい。宿代より高いという・・・なんという贅沢。

モグモグ・・ムシャムシャ・・・いきなりメシですが前回記事の続きなもので。食べているのは今回のインドの旅で最も高級な食事だったかもしれない、“Swagath”(スワガート)という高級レストランのチキンカレー(boneless)。

カレーが蓋付きの壺に入っていて、濃厚で上品な味わいだった。ただ、カレーのボリュームがすごくて食べきれず、残してしまった。インドでは高級なレストランに入るとボリュームがあることが多い。食べるのは同じカレーでも、高い分だけボリュームもあるということか。あとは “チャツネ”(chutney)が付いてきたりとかかな。

なかなかおいしかったんだけど、インド的には値段がかわいくないかもな~・・・。高級志向の方は是非!貧乏旅行のバックパッカーは泣いちゃいます。食べていたらセレブ風なカップルが入ってきた。インドではお金持ちも、結局の所高級なレストランでカレーを食べるのかと興味深かった。要するにカレー一択なのね・・・。

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食後にはフェンネルとか氷砂糖とか。入れ物もお洒落。(左)カラフルなお店の外観。(右)

乗り物をいろいろ乗り継いだはいいんだけど、ちょっと迷ってしまって、現在位置を確認しようと近くにあったこの店に立ち寄ったんだけど、僕のような一人旅のバックパッカーが気軽に立ち寄るには、少々場違いの高級感漂う雰囲気だった。

高級とは言っても、500ルピーなんて日本なら1000円程度のリーズナブルなレストランなんだけど、インドを旅していると何食分にも相当するので、もったいない気になってしまうんですよ、不思議なことに。貨幣価値を考慮すると500ルピー=5000円くらいかな。でも、味もおいしかったし、お店のスタッフが丁寧に道を教えてくれたので、助かった。

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どことなく気品が漂う、よく手入れされた公園。左のハシゴみたいなのは上に登ってどうするの?

いつもより贅沢な昼食を食べて、周囲を散策してみると、公園があった。綺麗に手入れされている公園で、このエリアが平静な高級住宅街であることが感じられた。こんなに公園が広いのに、遊んでいるのは子供2人だけ。人だらけのインドでは珍しい光景だ。

ところで写真左のハシゴみたいなのは上に登ってどうするのだろうか?かなりの高さなので子供が飛び降りたら危ないと思うんだけど・・・。まぁインドを歩いていると時々意味不明なものに遭遇します。こういうのもインドの魅力の一つかもしれない。

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街中のあちこちに牛の姿が。残念ながらお友達にはなれませんでしたが。

さてさて、ここからがタイトルにもある牛のいる街並み。しばらく歩くと徐々に庶民の街の風景になってきた。庶民の街には至る所に牛の姿が。そこかしこに牛がいるので、当然地面にはトラップも多い。足下に気を付けながら歩きます。

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スタッフのお兄さんはファッションがお洒落。

途中、街角にあった絵画のお店をのぞいてみた。コントラストのある印象的な絵画なんだけど、インドやネパールではよく見かけるタッチの絵なので、絵自体はそれほど珍しくない。

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素朴なデリー郊外の街並み。人間と牛が共存してます。

牛、牛、牛、どこもかしこも牛だらけ。街中をうろつく牛たちは、道のど真ん中を悠々と歩きます。時々交通の邪魔にはなるけど、別段威張っているわけではないし、攻撃性もなく至って温厚。ごく当たり前のように街と人間と共存している。それ自体はいいことなんだけど、牛のいるエリアにはトラップもたくさんあるので、注意して歩かないとなのです。

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建物の1階部分が餌置き場に!?(左)道のど真ん中を悠々と歩き車の通行を妨げる牛たち。(右)

写真左は、馬の餌・・・なのかな?建物の1階部分にびっしりと砂みたいのが詰まっているのですが、何なのかは不明。街の繁華街の中にあるので、異様な雰囲気でした。

写真右は、3頭の牛がじゃれ合いながら道のど真ん中を歩いていて、車の通行を妨げているの図。車もクラクションをならしているんだけど、気にする様子もない。困ったもんだ。

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ここにも牛の集団が。ちょっと数えただけでも7頭もいます。

迷ったあげくに入ったレストランで昼食にありついたまでは良かったのですが、レストランで教えてもらったバス停を探しているうちに、またもや迷ってしまいました。まるで迷路のような街並みで、グルグルと同じ所を彷徨う始末。それでも最初は風景を楽しんでいたのですが、徐々に挽回不能なほど深みにはまっていきます

え、僕が方向音痴だからだって?うん、その通りなんだけど、このときはホントに参ったよ。


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2010'06'27(Sun)10:58 [ デリー ] CM0. TB0 . TOP ▲
ライオン・バーガーを提供するレストラン
ワールド・カップの特別メニューとして、ライオンの肉を使ったバーガーを提供しているアメリカのレストランのニュースが、世界中で波紋を呼んでいる。

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今や絶滅の危機に瀕しているライオン。(AP)

以下6月25日の産経新聞より抜粋。

アメリカ・アリゾナ州メサのレストランに、サッカー・ワールドカップを記念して、ライオンの肉を使った新商品「ライオン・バーガー」が登場し、全米で物議を醸している。

販売に踏み切ったのは、州都フェニックス近くのメサ市にあるレストラン「Il Vinaio」(イル・ビナイオ)。オーナーのキャメロン・セロージ氏は、ライオンの肉を使ったハンバーガーを発売しようと思った動機について、「アフリカでW杯が開催中だし、(アフリカを象徴する)ライオンをメニューにしたら、興味のある客にはウケると思った」と語る。

気になる値段は、1個21ドル(約1900円)で、1日限定15食。牛肉とミンチにしたハンバーガースタイルで、香辛料のたっぷりかかったフライド・ポテトと焼きトウモロコシ付きだ。

肝心の仕入れ先だが、セロージ氏によると、米農務省が管理しているイリノイ州の放牧場で育てられたライオンの肉を牧場主から合法的に提供されているという。ライオンの肉を食べることは米国内法で禁じられていない。

しかし、黙っていないのが動物愛護団体。同レストランには、こうした団体のメンバーなどから250通あまりの抗議の電子メールのほか、爆破予告の脅迫文まで届いたという。

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オーナーのCameron Selogie氏。(左)ライオンの肉を使ったライオンバーガー。(右)

アフリカ・ケニアでは、生息地の減少や、人間との衝突が頻発していることなどが原因で、50年前には3万頭のライオンが生息していたが、現在ではわずか2000頭にまで激減したという。ケニアのノア・ウェケサ(Noah Wekesa)林業・野生動物相は、「何もしなければ、50年間で動物は1頭もいなくなるだろう」と警告を発している。(AFP)

このニュースでまず驚くのが、アメリカで食用としてライオンを育てているということ。これまで食用のライオンの肉なんて聞いたことがないことからも、食用としての需要が高くないことは明らかで、本来の飼育目的とは異なっている可能性が高いのではないだろうか。

また、ライオンの肉を食べることが米国内法で禁じられていないということだが、法律以前にモラル的なこともあるだろうにと思うのは僕だけだろうか。

少なくとも僕は食べたいとは思わない。


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2010'06'26(Sat)13:52 [ World 'Unique' News ] CM0. TB0 . TOP ▲