見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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今年最後は、今世紀最長の金環食で
今年最後の記事は、バンコクの金環日食で締め。下の写真は、今年の1月15日にタイ・バンコク上空で撮影されたもの。“金環日食”(annular eclipse)というのは、通常の日食が、月の視直径が太陽より大きくなり月の陰に太陽が隠れてしまうのに対し、金環日食は、逆に月の視直径が太陽より小さくなり、月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見えるものを言う。

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部分日食で欠けた太陽を背景に、航空機のシルエットが浮かび上がっている。(National Geographic)

日食って実際に自分の肉眼で観察すると、意外と小さくてよく見えなかったり、天候や大気の状態、時間帯などの影響で、なかなかこんなにはっきりと観察できなかったりするので、こうやって写真で見ると新鮮ですよね。飛行機のシルエットが入っているのも面白いし。

さて、今年の年越しは皆さんどう過ごされるのでしょうか。我が家の年越しは、鍋焼きうどんを食べる予定です。たしか去年もそうだったような気もするので、毎年恒例なのかな?昨日、年末年始の買い出しに出かけたけど、どこもかしこもものすごい人で、相変わらず天ぷらやカマボコなんかが、年末年始の特需の影響ですごい値段になっていました。

今年はとらちゃんがいるので、いつもとは違う年末年始になりそう。現在とらちゃんは人間の食べ物に夢中で、自分のご飯にあんまり興味を示さない困った奴になってます。あんまり食べたそうにするので、昨晩はすき焼き丼に乗せる牛肉の1枚を細かく切ってあげたら、すごい勢いで食べていました。たぶん初牛肉だと思う。ネコも牛肉食べるんですね~。

何はともあれ、今年このブログを見てくださった方々、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願い致します!それでは、皆さんも良いお年をお迎え下さい。


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2010'12'31(Fri)12:32 [ Daily Life ] CM0. TB0 . TOP ▲
ハウラー橋崩壊の危機
前回記事で、コルカタ名物の “ハウラー橋”(Howrah Bridge)の記事を書きましたが、そのハウラー橋が崩壊の危機に直面しているというニュース。原因はなんと人間の「ツバ」だと言うのだから驚き。どうやらインド人の食文化と密接に関係があるようなのですが・・・。

関連記事: ハウラー橋を目指して


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ハウラー橋遠景。(Wikipedia)

以下、AFPより抜粋

鋼鉄2万6500トンを使用し、築70年近くになるにもかかわらず1日10万台の通行量にも、大嵐にも、びくともしない――。それほど頑丈なインド・コルカタ(Kolkata)を象徴する橋が今、「人間が吐くつば」により崩落の危機にさらされている。

コルカタの玄関口にあるハウラー橋(Howrah Bridge)は、西ベンガル(West Bengal)州を流れるフグリー川(Hooghly River)にかかり、「世界で最も美しいカンチレバー橋の1つ」として有名だ。しかし、橋を支える鉄柱は激しく腐食している。

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“パーン”(paan)はインドの嗜好品。(TREK EARTH)

原因はパーンだ。パーンとは、キンマの葉とビンロウジ、消石灰などを混ぜたもので、かんで味わう嗜好品。タバコを混ぜる場合も多く、インド人は口内リフレッシュや消化促進効果があるとして、好んでかんでは赤い汁を吐き捨てる。ハウラー橋の支柱は、通行人が吐き捨てたパーンで赤く染まっており、これが表面から鋼鉄を食い荒らしているのだ。

「鋼鉄の厚さが3年で半分になった個所もあります」と、橋を維持管理するコルカタ港湾公社(Kolkata Port Trust)の主任技師は話す。専門家によると、パーンの成分が含まれているつばが堆積すると、鋼鉄をも溶かす高腐食性の化合物が合成される可能性があるという。

警察は、橋でつばを吐いた者に罰金を科しているが、1日の通行者数が50万人という現実の前には、効果はほとんどない。パーンをかむ風習は、南アジアの広い地域で数千年前から脈々と続いている。常用すると、歯や歯ぐきが変色するだけでなく、タバコが含まれている場合には喉頭がんや胃がんのリスクも高くなる。(AFP) 


通行人のツバにより、ハウラー橋の支柱の根本は腐食して赤く変色していた。警察が罰金を科したり、注意を促しても効果がないようで、かなりのスピードで腐食が進行している様子。このままだと近い将来、ハウラー橋は本当に崩壊してしまうかもしれない。


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2010'12'29(Wed)18:04 [ World News ] CM0. TB0 . TOP ▲
ハウラー橋を目指して
ハウラー橋”(Howrah Bridge)から望む日の出。それこそがコルカタ最高の絶景スポットに違いないと思い、日の出前のまだ薄暗い時間帯に、ひたすらハウラー橋を目指した。

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早朝のハウラー橋は、それほど混み合ってはいなかった。

ハウラー橋(別名: Rabindra Setu)は、コルカタの南北を流れる “フーグリー河”(Hooghly River)の西岸と東岸を結び、長さ705m高さ97mの巨大な橋だ。1937年から1943年にかけて建設され、建設当時から「世界で最も往来の激しい橋」と呼ばれていた。

実際、僕がハウラー駅からタクシーでこの橋を渡って市街へと向かった時もひどい渋滞だったが、世界一の往来かと言われると、何とも言えないところだ。この橋を初めて渡った時、渋滞した橋の上がコルカタ名物の黄色いタクシーで埋め尽くされていたのが、最も印象に残った。高台にあるこの橋から見える夕方のコルカタの街と、ハウラー橋を組み上げる無骨な鉄骨、そして道路を埋め尽くした黄色いタクシーの風景は、今でも目に焼き付いている。

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ハウラー橋から、コルカタ市街中心地区の方向を見下ろす。

ハウラー橋の中央まで歩き、橋の上から東岸、つまりコルカタの中心地区の方を見下ろす。さすがにフーグリー河は大きい。フーグリー河はガンジス河の分流で、下流に位置するが、その水質はお世辞にもいいとは言えない。しかし、ガンジス河に負けず劣らずの川幅で、乾季に訪れたのにも関わらず水は豊富で、橋から見下ろすと雄大な風景が広がっていた。

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フーグリー河で、早朝の沐浴をする人々。(左)何艘かの釣り船が行き交っていた。(右)

フーグリー河を見下ろして最初に目に入ったのは、橋のすぐ手前の河岸で早朝の沐浴をする人々の姿。ヴァラナシのガンジス河のような立派なガートではなかったが、それでもこの河がコルカタのヒンドゥ教徒にとって、いかに神聖な河なのかよく分かる光景だった。

そして、河を行き交うボート。見たところ魚でも釣っているのだろうか、釣り船のように見える。釣りをする細長い小型のボートが何隻か、橋の下を移動しているのが見えた。水質を考えるとフーグリー河で獲れた魚はどうなのだろうなどと一瞬頭をよぎったが、コルカタでエビカレーを食べたので、もしかしたらフーグリー河で獲れたエビなのかもしれない。

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意外にも大規模な建築物が建ち並ぶ、西岸の様子。

続いて、河の西岸に目を向ける。西岸にはコルカタの中央駅、“ハウラー駅”(Howrah R.S.)があるのだが、街の中心地区から離れた位置にある西岸は、コルカタを訪れる旅行者的にはあまり見所のない場所かもしれない。しかし、意外にも高さのある大規模な建築物が建ち並んでいた。建物を彩るレッドとイエローの色彩も、東岸ではあまり見かけない。

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フーグリー河の全景。東岸と西岸、両岸を入れると、この河のスケールが分かるのではないだろうか。

最後にハウラー橋の中央から、東岸と西岸、両方の岸を望む。フーグリー河がいかに大きな河か分かるのではないだろうか。それでも地図上で見ると、ハウラー橋の架かっている部分は、他の場所に比べてぐっと川幅が狭くなっている。タイのバンコクにあるチャオプラヤー河などもそうなのだが、河のある街は都市に素晴らしい景観をもたらしてくれる。

橋の上から、半ば興奮しながら写真を撮っていると、通行人の1人が「この場所で写真を撮っていると、あそこにいる警備の人に捕まるよ」と、橋の入口方向を指差す。

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帰り際に見た “ムッリク・ガート・フラワーマーケット” は相変わらず人で混雑していた。

インドでは、鉄道駅をはじめ、公共施設などでの撮影が禁止されていて自由に撮影ができないことが多々ある。外国人旅行者だと分かれば、少しは大目に見てくれるのだが、それでも規制が厳しい場所はある。おそらくはテロへの警戒がその理由だと思われるが、都市部では街の随所で入場時などに荷物検査を行うので、旅行者は何かと大変だ。紛争やテロが頻発しているインドでは、治安を維持するために、公共施設の警備は非常に重要なのだろう。

せっかく来たのだから、陽が昇るまでもうしばらくのんびり橋の上で過ごそうかと考えていたのだが、怪しまれて捕まってはマズイと思い、早々に帰路につくことにした。あまりたくさんの写真は撮れなかったが、それでも結果的には貴重な写真になったと思う。

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朝陽は橋の東岸から、夕陽は西岸へと沈んでいく。

さて、日の出の時間帯なのにここまで太陽の姿がないのを不思議に思ったのではないだろうか。ちょうど建物の隙間から陽が昇りはじめた頃、ハウラー橋にたどり着くことができたのだが、昇る太陽の位置が想定していたより若干ずれていて、橋の付け根部分の鉄骨の辺りから昇っていくので、残念ながら橋から見下ろす景色の中に太陽の姿は入れられなかった。

橋から見下ろす風景に朝陽はなかったが、橋の鉄骨の隙間から昇る太陽の光が差し込み、朝の空気を感じた。戻り際、行きに通った花市場を見下ろすと、相変わらずたくさんの人でごった返していた。「まだ1日は始まったばかりだ、さぁこれからどうしようか」帰りは来た道とは違う道を歩き、コルカタの街を散策してみよう。再び歩き始めた足取りは不思議と軽かった。


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2010'12'28(Tue)08:13 [ コルカタ ] CM1. TB0 . TOP ▲
ボーロ事件発生!?
クリスマスの日に事件発生です。僕は外出していて、いなかった時の話。

その日の夕方、とらちゃんはお気に入りの黒マットの上でぐっすり眠っていました。先生が用事でタイミングを見計らって外に出たのですが、忘れ物に気付いて5分ほどで家に戻ったところ、暗闇の中、シャクシャクという不気味な音が。音の主は、もちろんとらちゃん。

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とらちゃん大好物のご存じボーロ。とらちゃんのクリスマスプレゼント。

とらちゃんがベンチの上で、クリスマスプレゼントにあげた大好物の “たまごボーロ” を夢中でほおばっていました。ボーロはきちんと包装された状態だったのですが、パックの真ん中に大きくカッターで切ったような切れ込みが入っていて、ボーロが辺り一面に散乱していました。当の本人は全く悪びれる様子もなく、見つかっても夢中で食べ続けていたそうです。

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とらちゃん “Before & After” 外出したらムクリと起きて・・・。狸寝入りか!?

家を空けてわずか5分の惨状。しかも、とらちゃんはベッドルームでぐっすり眠っていたはずなのに。ボーロの包みがベンチの上に置いてあるのを知っててずっと狙っていたんでしょうね~、驚きました。まぁクリスマスプレゼントにあげたんだからとらちゃんのものなんだけど、1度に食べる量を考えないと健康に良くないので、今後は注意しないとですね。

悪さをしたせいか、はたまた慣れない食べ物を大量に摂取したせいなのか、その夜とらちゃんは突然吐いてしまい、翌日しばらく食欲がありませんでした。

いやはや、ペットを飼っている人から見ればたいした事件じゃないんだろうけど、普段いい子のとらちゃんでも悪さをするんだな~と。とらちゃんはハンターだったんだね。


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2010'12'27(Mon)09:07 [ Love Cat ] CM0. TB0 . TOP ▲
新しいトラベルバッグ
今年のクリスマス・プレゼントは、ローマから届いたばかりのボッテガのダッフルバッグ

ちょうど、旅用の大型のボストンタイプのバッグが欲しかったので、いろいろ使えそうな予感。もちろんバックパッカー旅行には使えないけど、リゾートや、温泉なんかの国内旅行には、なにかと重宝しそう。ヨーロッパの旅で、ちょっとお洒落に旅したいときにもいいかも。

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バックのブランケットは、スペインで衝動買いしたお気に入り。えっらい高かったけど・・・。

Bottega Veneta” と言えば、イントレチャート(レザーメッシュ)が有名だけど、ボディがイントレチャートだとレザーの使用量が倍になって、重くなってしまうのが難点。実際ボッテガのイントレチャートのトラベルバッグはかなり重い。このバッグはカーフ素材なんだけど、レザーの厚みが薄いので、軽いのが魅力。一応、ハンドル部分がイントレチャートになっているからボッテガらしさも残っているし、知ってる人じゃないと、一見ボッテガのバッグだって分からないのもいいところ。なにより細かい縫製ディティールに惚れました。

これまで自分でもバッグはいろいろ手掛けているし、最近はほとんどハイブランドのものは買わないんだけど、たまにはこんなのもいいかな。大切に使いたいと思います。


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2010'12'26(Sun)00:01 [ お気に入り ] CM0. TB0 . TOP ▲