見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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マラケシュの新市街、ギリーズ
僕と先生は、フナ広場を離れてモロッコ、マラケシュの街を歩いた。

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フレンチスタイルのカフェもあったのだが、日中だったせいか客はいなかった。

マラケシュの街は “ギリーズ”(Gueliz)と呼ばれる新市街と、ジャマ・エル・フナ広場を中心とした “メディナ”(Medina)と呼ばれる旧市街に分かれている。また、旧市街の南側には宮殿や寺院、庭園などがある史跡地区があり、大きく3つのエリアに分かれている。

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街角の売店。カサブランカとは違い、新聞を床置きにはしていなかった。

活気のあるフナ広場や世界最大規模と言われるスークがある旧市街に比べ、新市街は驚くほど静かで、人の姿はまばらだった。店と言えば客のほとんど入っていないレストランやカフェ、マクドナルドやピザハットなどのファーストフードのチェーン店くらいだ。

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セレブな雰囲気のショッピングエリア。覗いてみたが残念ながら収穫はなかった。

フナ広場から新市街の中心部までは徒歩だとかなりの距離があり、目抜きの大通り1本であるにもかかわらず、道沿いにほとんど何の施設もなく、単調な風景の道が延々と延びているため、少々拍子抜けしてしまった。フナ広場やスークがある旧市街とは対照的だった。

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大通りを闊歩する馬車。移動手段と言うより、観光客向けの乗り物。

それでもスポット的にはショッピングゾーンはある。前回記事で紹介した ZARA HOME や、高級イメージのブティックがいくつか入ったショッピングセンター的なものは見かけた。ただし、商品的にはごくありふれたブランド・ブティックで、店の規模も大きくない。

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夜のフナ広場。イタリアンレストランの3階席から撮影。

日中の炎天下の中、距離を歩いた割に収穫が無かったので、やや残念に思いながら帰路についた。途中、ちょっと面白いエピソードがあって、僕たちが歩いていると目線の先に1人の兄ちゃんがいたのだが、前を歩いているおじさんがパンツのヒップポケットに札を入れているのを見つけるや否や、すれ違いざまにバシッっと抜き取ったんだけど、おじさんはそのまま何気なく歩いて行くし兄ちゃんも堂々としてるので、スリなのかどうか断定できなかった。

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アルデンテとかそういうレベルではなかったパスタと、マルゲリータらしきなにか。

まぁそんなこんなで、いつのまにか夜に。いつものように活気に溢れる夜のフナ広場をしばらく歩いた後、なんとなく魔が差してフナ広場周辺のイタリアンレストランに入った。立地は良かったのだが、これは大失敗。パスタはフニャフニャ、ピザはボテボテ。インドのヴァラナシで食べたチーズボテボテのありえないピザを思い出してしまった。ちょっと反省。

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待ちネコ来る。椅子の上に寝ていたのだが、挨拶するとノソノソやって来た。

なんかイマひとつうまくいかず、宿泊しているリヤドに戻ってくると、無人のロビーでカワイイ待ち人・・・いや待ちネコが。僕たちが挨拶すると、人なつっこく近づいてきた。

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見つめるつぶらな瞳。やっぱネコがいると宿での盛り上がりが違うよね。

リヤドの構造上、外部から侵入できるような感じではないので、きっとリヤドで飼われているネコなんだろうと思う。結構キレイだし、まだ子猫だ。人には慣れているようで、まったく警戒はせず撫でられるまま。その夜はしばらくネコと一緒にロビーで過ごしたのだった。




  


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2012'07'31(Tue)20:40 [ マラケシュ ] CM0. TB0 . TOP ▲
真夏の夜はISSからの映像で宇宙の旅に出かけよう
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わずか数分のショートフィルムですが、美しい宇宙と地球の映像に心が高揚します。

国際宇宙ステーションから撮影された、宇宙と、そして地球のタイムラプス映像が素晴らしいんです。NASAジョンソン宇宙センターからのイメージ映像 “View from the ISS at Night” は、我々一般人が決して見ることのできないISS(International Space Station)と呼ばれる宇宙ステーションから見た宇宙と地球の姿を鮮明に映し出しています。また、John Murphy によるバックミュージックもムード作りに一役買っています。わずか3分ほどのショートフィルムですが、真夏の夜のひと時を、ぜひこの映像を眺めながら過ごしてみてください。


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2012'07'29(Sun)20:58 [ Mother Earth ] CM0. TB0 . TOP ▲
【Fiat500EV】あのルパンの愛車がEVで復活!
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ルパンの愛車 Fiat500F は、往年のルパンファンには夢の車に違いない。

宮崎駿監督のアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」で、ルパンの愛車として登場した “Fiat 500F” が、なんとEV(電気自動車)になって復活。Fiat 500F は、1965年から1968年に生産され「チンクエチェント」の愛称で親しまれた名車。僕も大好きな車で、旅先などで見かける度につい写真に収めてしまいます。もちろん映画カリオストロの城も大好きな映画です。


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2012'07'27(Fri)18:00 [ Porsche 911 & Car ] CM2. TB0 . TOP ▲
2050年に石油使用ゼロを目指すストックホルム
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ストックホルムの環境への挑戦は日本にとっても学ぶことは多いはずだ。

北欧で最大の人口を誇るスウェーデンの首都 “ストックホルム”(Stockholm)。水の上に浮いているような都市の景観から「水の都」と呼ばれるストックホルムは、2050年までにゼロ・エミッション都市となることを目標に掲げている。“ゼロ・エミッション”(zero emission)とは、人間の経済活動による自然界への排出をゼロにする仕組みを構築することを基本とした考え方で、人類が文明を持つ前の地球はゼロ・エミッション状態であったと言うことができる。

スウェーデンは、面積ではヨーロッパで3番目に大きな国だが、人口はわずか900万人ほど。中部と北部は実質的に未開の地で森と湖に覆われ、多くの人々は南部に住んでいる。国土の60%を森林が占めている自然環境豊富なスウェーデンが、今後わずか40年の間で化石燃料を廃止し、すべてをリサイクルし、グリーンエネルギーで機能する都市となることは可能なのだろうか。ストックホルムのゼロ・エミッション計画にスポットを当てた記事に注目したい。


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2012'07'25(Wed)19:03 [ 人口・環境問題 ] CM0. TB0 . TOP ▲
モロッコ、マラケシュの1日が始まる
一夜明けた翌朝。モロッコ、“マラケシュ”(Marrakech)の1日が始まる。

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屋上テラスには思い思いのくつろぎスポットが多数あり。

朝起きて、朝食のために宿泊しているリヤド、“ホテル・シェラザーデ”(Hotel Sherazade)の屋上テラスへ。空を見上げると、アフリカ大陸の澄み切った蒼い空が広がっていた。

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ビュッフェスタイルの朝食。最近は朝食ビュッフェの宿が多い。

朝食の時間までまだ少し時間があったので、屋上テラスの一角にあるキリムが敷かれたスペースでしばしくつろいだ。しばらくするとスタッフが朝食の準備をはじめ、他の宿泊客も屋上テラスに集まってきた。それまで静かだった屋上テラスに活気が溢れた。

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素朴な朝食だが、ついつい食べ過ぎてしまう。

朝食はビュッフェスタイル。クレープやパンにハチミツ、ジャム、バター、チーズなどを盛りつけてみた。他にゆで卵やオリーブ、ヨーグルトなどもあるので朝食としては十分すぎるくらいのボリュームだ。ビュッフェはモロッコならではの食材が楽しめるのが楽しい。

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異国情緒溢れるマラケシュの細路地がたまらない。

朝食後、準備をして宿の外へ。宿から1歩外に足を踏み出すと、そこはエスニックなムードが漂う細路地。自分たちが今、モロッコにいるのだということを実感する。僕たちは「今日はフナ広場を離れて、1日マラケシュの街を歩いてみよう」そう考えていた。

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乾燥していて過ごしやすい気候。そして何より澄みきった蒼空。

細路地からフナ広場に出た後、大通りへと出る。地図上で見ると、マラケシュの街の中心エリアは3㎞四方ほどに見える。小さくはないが、徒歩で歩けないほどの大きさでもない。

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大通りを闊歩するロバの荷車。モロッコではロバをよく見かけた。ちょっとかわいい。

歩いていると荷車を引くロバの姿が見えた。インドでは牛が活躍していたが、ここモロッコではロバを使うのだろう。牛や馬と比べると小柄で圧迫感がないのでかわいらしく見える。

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1ブロックが広い広い。しかも、僕たちの他に歩行者の姿は皆無。

繁華街があるであろう方向へとひたすら歩く。見ての通り街を縦断するメインの大通りの割にはガランとしている。道幅が広く空間はあるのだが、商店などの商業施設は一切無い。

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大通り沿いにはマクドナルドとピザ・ハットの看板が目立っていた。

これは想像以上に距離があるかもなと思いながら歩いた。景色が単調で変化がないというのも実際の距離以上に距離を感じた理由かもしれない。途中、なんだか歩き疲れて昼食を兼ねて休憩がてら入ったのが “ピザ・ハット”(Pizza Hat)モロッコ料理と比べるとやや値段が高いと思ったが、安心して食べられるのは魅力。2人でサラダとMサイズのピザ1枚を平らげた。

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ホテルや集合住宅が建ち並ぶ。建物が全てレンガ色に統一されているのが面白いなと思った。

ランチで鋭気を養った後、気を取り直して再び歩きはじめる。ピザハットやマクドナルドがある場所だけに、先ほどに比べるともう少し賑やかな街の雰囲気にはなった。でもまぁ、やっぱり無人都市な感じで人気が少なくとっても静かだけど。夜になるとまた違うのだろうか。

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ZARA系列のインテリアショップ、ZARA HOME。モロッコでは珍しいタイプのお店。

少し歩くと “ZARA HOME” を見つけた。ZARAのインテリアを扱うショップなんだけど、この手のお店はモロッコには少ないので気になって入ってみた・・・が、特に掘り出し物はナシ。至って普通の、ごくありふれた商品構成。そんな感じで、マラケシュの1日は次回へと続くのだった。




  


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2012'07'23(Mon)20:02 [ マラケシュ ] CM0. TB0 . TOP ▲