見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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見上げれば、そのすべては自由なのだから
1989年11月9日ベルリンの壁が崩壊し、それから20年が経過した。

第二次世界大戦後、ドイツは、アメリカ・イギリス・フランスが占領する「資本主義」をベースにした西ドイツと、ソ連が占領する「共産主義」をベースにした東ドイツに分断された。

その際、アメリカ・イギリス・フランスが占領する資本主義エリアである西ベルリンは、その周囲を共産主義の東ドイツに囲まれた。西側はこの状態を「赤い海に浮かぶ自由の島」と称した。そのような状況下において、東ドイツの国民の、自由を求めた西ベルリンへの亡命が殺到した。勢いのある住民の流出に危機感を抱いた東側(ソ連・東ドイツ)は、住民の西側への流出を防ぐ為、1961年8月13日、西側と東側の境界線に「」の建設を開始した。

以降ベルリンの壁が崩壊するまでの28年間に、東ベルリンから壁を越えて西ベルリンに行こうとした住民は、東側の国境警備隊に狙撃・射殺された。Wikiによると、死亡者数は192人。生きて西ベルリンに到達した東ドイツ国民は5000人を超えるそうだ。

1989年11月9日、「ベルリンの壁をのぞく国境通過点から出国のビザが大幅に緩和される」政令の内容を発表する東ドイツ政府の会見において、スポークスマンのギュンター・シャボウスキーは、「東ドイツ国民はベルリンの壁を含めて、すべての国境通過点から出国が認められる」という、本来の内容とは異なる、誤った内容を発表してしまった。

しかし、この誤った内容の会見を受け、東西ベルリンの境界線であるベルリンの壁に、数万人もの市民が大挙して押し寄せ、その勢いに国境警備隊も手に負えなくなり、詰めかけた市民の手により、28年もの間ドイツ国民の自由を抑圧してきた「ベルリンの壁」は、ついに破壊された。

BerlinerMauer110909-1.jpg
ベルリンの壁に描かれていたメッセージ、“Freedom comes from inside oneself but walls can stand in the way”(自由は内から自ずと生まれる。しかし壁が立ち阻む

実はこのブログのタイトル、“見上げれば、そのすべては自由なのだから” というネーミングは、今から5年ほど前に僕が手掛けるブランドのコレクションにて発表したシーズンテーマを、そのまま使用したもの。だから元々は「ベルリンの壁」を題材に、“抑圧された自由” と “解放” を表現したシーズンテーマがネーミングの原点になっているのです。上のグラフィックもその時に制作したもので、当時イタリアの展示会などをまわるついでにベルリンに立ち寄り、ベルリンの壁をはじめとするドイツの文化や歴史をリサーチしたのを覚えています。

最初に「旅」をテーマにするブログを作ろうと決めたとき、“見上げれば、そのすべては自由なのだから” という自由を感じさせる名前は、メッセージ性もあって合うのではないかと思い、タイトルとして使用することにしました。

ちなみにブログのサブタイトル、“GOLD EXPERIENCE”は、その昔デザイナーを志していた僕が初めて作った作品集の名前で、この作品集を持って仕事を探した、僕にとっては思い入れのある、初心を思い出すタイトルなんです。

ベルリンの壁が崩壊してちょうど20年が経過した今日、このブログのタイトルの原点を振り返って懐かしい想い出に浸っています。
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2009'11'09(Mon)23:03 [ ひとりごと ] CM3. TB0 . TOP ▲
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2009/11/10 15:03  | | # [edit]


一文字 さん、コメントありがとうございます!

なんだか無我夢中で走り抜けてきたというかんじで今に至っています。
最近になってようやく、仕事だけじゃなく日々の生活にも目を向けなくてはいけないな、と思うようになり、このブログをはじめました。ブログについてはまだまだ手探り状態なので、これからも仲良くして下さい。司法試験、がんばってくださいね!
2009/11/10 21:18  | URL | Garyo #- [edit]


ありがとうございます。

私もブログは始めたばかりですが、
文章を綴ること・そのためにいろいろ考えてみることが、いい刺激になるかなぁ、と思うようになっています。(内容がどうかはまた別問題(苦笑))

また遊びにきます!
2009/11/11 08:02  | URL | 一文字 #tX1BiP8k [edit]
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