見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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バルセロナの象徴、サグラダ・ファミリア
厚い雲に覆われた、スペイン・バルセロナ。季節は11月上旬。本来寒くて当然の時期なのだが、温暖なモロッコから旅をはじめたため、アウターの類を持ち合わせていなかった。

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丘の頂上から伸びる公園の敷地内の坂道をひたすら下りる。

グエル公園の頂上、通称 “ゴルゴダの丘” から、丘の下のガウディの作品群が建ち並ぶ住宅地へ。途中、学校のグラウンドのような場所があったが、これも彼の作品なのだろうか。

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グエル邸周辺は、記念写真を撮影する観光客でいっぱい。

さらに下ると、観光客がひしめくガウディの手掛けた建築物が建ち並ぶエリアに。「バルセロナのグエル公園、グエル邸、カサ・ミラ」の名称で、世界遺産に登録されている場所だ。

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建築物と言うより、テーマパークや芸術作品と表現した方が近い。

ここで見るガウディの作品群は、一言で表現すると「メルヘンの世界」だ。まるでグリム童話に出てくる「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家のような建物で、建築物としては異質だ。

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グエル公園の入り口。観光客的には、本来はここから入るのだろう。

敷地内を一通り見て外に。空が曇っていて、ネルシャツだと少し肌寒い。先ほどゴルゴダの丘から見下ろした “サグラダファミリア”(Sagrada Família)まで、徒歩で行けるだろうか。

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目線の先に、あのサグラダファミリアが見えてきた。

グエル公園は高台に位置しているので、サグラダファミリアまで距離こそあるが下り道が多く、思ったよりも早く到着できた。目立つ建築物だけあって、道も分かりやすかった。

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近づいてみると、観光客でいっぱい。

バルセロナの象徴・サグラダファミリアは、現在では観光スポットとしてのイメージが強いが、本来はカトリック教会の聖堂であり、建築家 “アントニ・ガウディ” の未完作品でもある。

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建物全体にびっしりと彫刻が施されている。

初代建築家 “フランシスコ・ビリャール” が無償で設計を引き受け、1882年に着工したが、意見の対立から翌年ビリャールは辞任。その後を引き継ぎ2代目建築家に任命されたのが、当時無名だったアントニ・ガウディ。以降、ガウディは設計を一から練り直し、1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組んだのだという。(Wikipedia)

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キリスト教の聖堂だけあって、それにちなんだ装飾となっている。

完成まで300年はかかると予想されていた工事は、スペインの経済成長や入場料収入などにより、ガウディ没後100周年目の2026年に完成する予定だ。仮に2026年に完成したとして、1882年の着工から、なんと144年もの歳月を費やしたことになる。近代では類を見ない建築物だ。

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キリストにちなんだ様々な場面が彫刻で表現されている。

内部を見学したいと思ったのだが、すごい列で断念。外からじっくり眺めることにした。建物は、左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴し、外壁の彫刻は、キリストの降誕、祝福をする天使、最後の晩餐、キリストの磔刑など、様々なテーマが彫られている。

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曇り空とコンパクトデジカメで、できる限りの撮影をしてみた。

ガウディは仔細な設計図を残しておらず、大型模型や、紐と錘を用いた実験道具を使って構造を検討したというのだが、それって相当アバウトなのではないだろうか・・・。これだけ大規模な建築物の、現代的に見た耐久性や耐震設計などがどうなっているのか、気になるところだ。

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サグラダファミリア近くの池。グリーンがかった色彩が独特で、なんか雰囲気が良かった。

サグラダファミリアを見終えたら、雲の合間から少しだけ青空が見えてきた。太陽が出ると気温がぐっと上昇し、ポカポカ暖かくなる。やはりバロセロナの街には太陽がよく似合う。




  
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2014'02'10(Mon)22:16 [ バルセロナ ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


こんにちは

ガウディの建築は理解するのは難しい、私には。
おっしゃるように、耐久性や耐震設計などはどうなっているのでしょうか、さっぱりわかりません。
窓の高さが自由奔放に見えたりしますし、彫刻も設計図で指示するのは表現が難しいでしょう。
”見上げれば、そのすべては自由なのだから”が答えでしょうか。

百聞は一見に如かずですよね、行ってみたいな~

2014/02/13 11:31  | URL | 夏ちゃん #- [edit]


夏さん、こんにちは!

そうなんですよ〜、完成までにこれだけの時間がかかっているのも、
外壁部分の膨大な彫刻によるものなのではないかと思います。
だから、耐久性や耐震性は着工当時のままなのかもしれません。

でも、せっかく100年以上もかけて建てたのに、大きな地震で
崩れてしまったらと思うと、ちょっと恐ろしいですね。

サグラダファミリア、これだけの工期をかけただけあって、迫力満点でしたよ!
2014/02/13 18:16  | URL | Garyo #- [edit]
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