見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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1日1ドルで生活する、極貧層の人たち
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ボリビアの山岳地帯で放牧をして暮らす9歳の少年。

世界には必死で「今を生きる」人たちがいるのだ。“ハフィントン・ポスト”(The Huffington Post)によると、世界人口約72億人(2014年6月現在)のうち、10億人以上の人たち───およそ6人に1人が、1日1ドルで暮らしているのだという。1日1ドル・・・・・・日本円に換算すれば1日100円ほどで暮らしていることになる。この衝撃的な統計を受け、世界の貧困問題に取り組むNPO “ザ・フォーゴットン・インターナショナル” は、キャンペーンの一環として「1日1ドルで生きる」 をテーマに、世界中で貧困の中に生きる人々の暮らしと素顔にスポットを当てた。リアリズムのある、彼らの生き様を撮影した写真からは、言葉では言い表せないなにかを感る。


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この地球で10億人以上の人たち、言い換えれば世界のおよそ6人に1人が、1日1ドルで暮らしている。この衝撃的な統計に触発されて、世界の貧困問題に取り組むNPO「ザ・フォーゴットン・インターナショナル」は、現在世界中の多くの地域に蔓延する、あまりに広がりすぎた貧富の格差に光を当てるキャンペーンを行った。この団体は、世界に広がる貧困の問題を少しでも改善しようと活動しており、 今回は「1日1ドルで生きる」 という写真集を上梓した。世界中で貧困の中に生きる人々の暮らしと素顔。ギリギリ命を保っている人々の特集だ。取材班は4つの大陸に渡り何千枚もの写真を撮影し、極貧にあえぐ人々のありのままの姿と物語を理解すべくインタビューを行った。ザ・フォーゴットン・インターナショナルの創設者で会長のトーマス A. ナザリオが本文を書き、ピューリッツァー賞を受賞した写真家のルネ C. バイヤーが撮影した。

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ボリビアの山岳地帯で暮らす少年の1日。

アルヴァド・カランチャ・キスペ、9歳。毎朝、家族の持つアルパカやラマを飼う石造りの囲いの扉を開けて、一日丘の上で草を食ませる。その間に学校へ通うのだが、夕方には戻って動物たちを集め連れ戻すのが仕事だ。ボリビアのアカマニ山にほど近いカルヨと呼ばれる、近くのクタパンパの町から1時間の土地。この辺りはボリビアの山岳地帯、標高4,000mにおよび、人々は仕切りもなく電気はもちろんベッドもない家で暮らしている。飲み水は山から流れ下る雪解け水だ。家畜が生計の基、毎年一頭に付き1.5kgの毛皮が取れ、これが54ボリビアーノつまりおよそ$7.5ほどで売れる。大切な家畜から得るこの家族の年収はせいぜい$200ほどだろう。

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ルーマニアの地下排気孔で暮らす青年。

ルーマニアのブカレスト。貧しい人たちの中には、地下に下り熱排気孔や下水管で暮らす人々がいる。電気はないので灯りは蝋燭だ。ホラ・フロリアン(28)はルーマニアの独裁者二コラエ・チャウシェスクの犠牲となって孤児院で育った、この国の「ロスト・チルドレン」の世代に属する。地下生活であれば、夜に排気孔で暖を取れる。

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トイレも水道もない一部屋しかない家に家族と暮らす、ルーマニアの少女。

アナ-マリア・チューダーは4歳。ルーマニアのブカレスト、戸口に立って光を浴びている。これまで家族が住んでいた家から立ち退きを迫られ、奇跡が起こるのを夢見ている。父親は最近受けた胆嚢手術の後に感染症にかかり、働けない身体となった。家族が暮らす一部屋しかない家には、トイレも水道もない。

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廃棄物の山をあさり1日を生きる少女。

触れると死ぬかもしれない電気製品の廃棄物の山。8歳になるファティは保管の子供たちと同様に有害ごみの中から何かお金になるものを見つけようと必死になっている。これも生きるためだ。見つけた金属のかけらは頭に載せたバケツに入れる。数年前に患ったマラリアが痛むので涙が止まらない。でも生きるためにこの仕事を続けなければならない。

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北インドのスラム街で暮らす少年。

貧困層の集団はどこでも、子供がほかの子供の世話をするものだ。これはインドのデリー市南部の写真で、クスムパハリのスラム街で働く母親に代わって6歳のヴィシャル・シングが幼い女の子の世話をしている。こうしてお金を稼いだり家の雑用をするとき以外は、クスムパハリにある子供たちの学校に行く。スラム街の一角だ。教室に屋根などない。電気もなく、トイレもなく、教科書もない。ここでは先生も生徒も石板とチョークを使って授業が進む。授業料は週2ルピーなのだが、お金がないのだから払わなくてよい。ヴィシャルは仕事の手が空くと、こうしてこのスラム街の600人ほどの子供たちとともに学校に通う。

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父親と共に乳牛の群れを追う、西アフリカの少年。

世界中で多くの子供たちが、家族の助けになるようにと金を稼いでいる。中には、できる限りの仕事をするために学校に行くのをあきらめる子供も多い。西アフリカのガーナで、6歳になるニナンコー・グマフは雨に打たれながら、父親を助けて乳牛の群れを追う。いつか学校に行くことを夢見ながら。でも、ここでは恐らく叶うことはない。(The Huffington Post)


ここでスポットを当てられた人たちは、氷山の一角に過ぎない。世界のあらゆる場所で、人生というロングスパンではなく、必死で「今日1日を生きる」人たちが無数にいるのだ。


参考記事: 1日1ドルで生活する、極貧層の人たちのリアル(画像集)


  

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2014'06'22(Sun)10:51 [ World News ] CM0. TB0 . TOP ▲
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