見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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圧巻!空から見たカッパドキア part-2
───カッパドキア上空を巡る気球の旅は続く。

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アナトリア高原の中央部に広がる大奇岩地帯、カッパドキアの上空。

たくさんの気球の群れ───おそらくはその気球の1つに僕たちは乗っている。上空の冷たく澄んだ風が、やや薄着の僕の全身を吹き抜けるが、不思議と最初ほど寒さは感じなかった。

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入り組んだ地形の合間を縫うように伸びる道。

きっと目の前に広がるあまりにも壮大な絶景で、一種の興奮状態になっていたのだろう。眼下には、奇岩地帯に挟まれ、クネクネと曲がりくねった峠道のようなものが走っていた。

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正面に一際大きい岩盤が。圧倒的な存在感。

ふと気付くと、先ほどの気球の群れは随分遠くに離れていた。周囲の景色は開けていて、正面には巨大な岩盤が突き出ている。とんでもない大きさだ。その迫力に、言葉を失った。

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奇岩地帯はかなり広範囲に及ぶことが分かる。

どの方角を向いても見渡す限りの奇岩地帯。一見グランドキャニオンとも似ているが、石灰岩を含んだ白い奇岩は独特だ。数億年前のエルジェス山の噴火により造られたのだという。

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各気球同士は安全な距離が保たれている。

エルジェス山はカイセリから南に25kmと、比較的近くに存在していて、噴火による溶岩や火山灰によって積み重なった地層が、風雨により浸食して現在のような奇岩地帯を形成したのだ。

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奇岩には、時折無数の洞窟のような穴が空いている。

だからもしかしたら、当初アララト山だと思った山は、この奇岩地帯を形成するきっかけとなったエルジェス山なのかもしれない。形も先端が尖っているのがよく似ている。

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地面の上に建てず、地面の下に、大地と隣接する形で建てられている。

気球は徐々に奇岩地帯を離れ高度を落としていった。低空だと下の様子がよく分かる。何も無い平地にくぼみのようなものがあり、その地形を利用するかのように住居があった。

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高度が下がりはじめ、ツアーの終わりを予感した。

誰か住んでいるのだろうか。周囲には他に建物は見当たらない。すぐ近くには打ち棄てられた自動車が土に埋もれていた。気球はそのまま高度を調節しながら、凹凸の少ない平地へ。

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バーナーの火を止めると、気球は緩やかに降下していく。

そして、目印の車のある広場の上にゆるやかに下降した。これでもう終わってしまうのかと思うと残念ではあったが、空から見るカッパドキアの景色は本当に素晴らしいものだった。

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バルーンをたたむのも一苦労。

乗客が気球を降りると、手際よくバルーンが折りたたまれた。まるで巨大なテントをたたむような作業で、僕たちも手伝った。しばらくぶりの大地は、朝の光に照らされ暖かかった。

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トラックに積まれたゴンドラ部分。

気球の後片付けが一段落したところで、スタッフと乗客は広場の一角にある丸テーブルを取り囲むように集まった。テーブルの上にはシャンパンと人数分のグラスがあった。

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シャンパンで乾杯!記念に名前の入ったライセンスをもらった。

皆、未だ興奮冷め止まぬといった面持ちで、僕たちもなんだか気分が高揚していた。気球を操縦していたパイロットのかけ声で、全員で乾杯し、ツアーの成功を祝った。

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朝日を浴びて金色に輝くシャンパングラス。

カッパドキアのハイライト、気球ツアー。天気に恵まれ、無事帰還することができた。上空から見たカッパドキアの全景は雄大で、比類無き絶景だった。事前に天候により中止となることもあると聞いていたので、ツアーはカッパドキア滞在の早めの日程に組み込んだ。次はカッパドキアの大地に迫っていきたい。空とは異なる魅力的な世界がそこにはあるのだ。




  
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2015'08'23(Sun)18:41 [ カッパドキア ] CM0. TB0 . TOP ▲
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