見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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東南アジア最大の湖、トンレサップ湖
東南アジア最大の湖、“トンレサップ湖”(Tonle Sap Lake)は、乾季から雨季になると、その面積が6倍近くにも膨れあがる。一年の大半の期間、水深は1m程度で、面積は2700k㎡しかないのだが、夏季のモンスーンの時期には、その面積は16000k㎡となり、水深も9mに達する。そのため、湖の周囲の土地は水浸しになってしまうのだ。

トンレサップ湖を観光するには、“トンレサップクルーズ”という水上家屋や養魚場を巡るボートのミニツアーがでているので、それを利用するといいだろう。僕はツアーで使うよりも少し小さいボートを個人で貸し切って湖を巡ってみた。

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こちらでボートやツアーの手配をすることができる。僕が利用したときは特にトラブルはなく、何も問題はなかったので、安心して利用できると思う。

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トンレサップクルーズのツアー用のボート。僕が利用したのは、これより一回り小さい定員4人程の小さなボートなのだが、ボートの基本構造的にはこんな感じ。

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湖の案内は、この親子がしてくれた。お父さんが被っている帽子、なかなかいい感じです。

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クメール語で、トンレは「巨大な川 」を、サップは「淡水湖」を意味する。

乾季に訪れたのにも関わらず、まるで海のような広さだった。水は泥水のようなカーキ色で水深はそれほどでもないはずなのに、濁っていて水底は全く見えない。そのせいか、水深が1m程だとはとても信じられない。ホントに1mなのだろうか?かなり大きな船もちらほら見えるので、そこまで水深が浅いというのは正直言って半信半疑だ。

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水分を含んだ、重みのある、力強い雲がとても印象的だった。雲の隙間から水面に太陽の光が差し込み、美しい光のカーテンを形取っていた。

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湖の中程までボートを進めたら、ボートを止めてちょっと休憩。カンボジアの空と水、そして穏やかな風に国旗がなびいている、静かな一時を過ごした。

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船で移動する親子。

このあたりに生活している人々は、湖の水が増えても浸水しない高床式の家屋に住んでいて、移動には船を利用している。いわゆる水上生活を営んでいるのだ。トンレサップ湖には多くの水上家屋が建ち並んでいて、その一軒一軒に個性があって面白い。家屋だけでなく、商店や学校、ガソリンスタンドまでもが水上にあり、独特の雰囲気を放っている。

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こんな小さな子まで移動にボートを使用するのだ。声をかけたらポーズをとってくれた。

モンスーンの時期には湖の面積は何倍にも膨れ上がるため、周囲の陸地が水につかり、プランクトンが大量に発生する。その結果、プランクトンを主食にしている淡水魚も大量に発生するのだ。トンレサップ湖で採れる魚は、カンボジア人が摂取するたんぱく源の60%を占めているのだそうだ。乾期になると、水のひいたあとに堆積した土が養分を大量に含んでいるため、今度は農地として利用される。主にが栽培されているようだ。トンレサップ湖は、いろんな意味でカンボジアの人々の食生活を支えている湖だと言えそうだ。

1月~2月の乾季の時期に訪れたのにも関わらず、水平線の先には陸地の片鱗すら見えない、まるで海のような広大なトンレサップ湖を望むことができた。おそらく雨季の時期には湖周辺の陸地にあった家屋もみな水上にあるのだろう。

魅力溢れるトンレサップ湖と、そこで生活する人々の姿を少しずつ紹介していきたいと思う。
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2009'12'06(Sun)02:04 [ トンレサップ湖 ] CM0. TB0 . TOP ▲
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