見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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紀元前11世紀の古代ギリシャ都市 “エフェス” part-2
トルコ西部の古代ギリシャ都市遺跡 “エフェス”(Efes)。その起源はなんと紀元前11世紀にまで遡る。今から3000年以上も昔のことである。日本はまだ縄文時代だった頃だ。

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アレキサンドリア、ベルガマと並んで、ギリシャの三大図書館と称された “セルシウス図書館”。

大劇場から目抜きとなる大通りを経て最初に目にしたのは、当時の面影が色濃く残る図書館。建物の外郭が残っていると、当時の建築技術がいかに優れていたかがよく分かる。

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マゼウスとミトリダテスの門

図書館のすぐ隣には大きな門。奴隷出身のマゼウスとミトリダテスが皇帝に寄進したのだそう。図書館は火災により前門だけが残った状態だが、こちらは原型がしっかり残っている。

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かつてはここにも建物が建ち並んでいたのだろうか。

隣接したエリアに広場があり、建物の欠片が並べられていた。

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美しい石畳のクレテス通り。(左)上流階級しか歩くことができなかったモザイク通路。(右)

図書館からは “クレテス通り” と呼ばれる石畳の道を歩いて行くと、途中、住居前にモザイクで飾られた通路がある。ここは一般庶民と区別し、上流階級しか歩けなかったそうだ。

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立派な門構えのハドリアヌス神殿。

さらに進むと “ハドリアヌス神殿” が見えてくる。ハドリアヌスはローマ帝国の五賢帝で、門や内部には女神ティケやメドゥーサなどのキメ細かなレリーフが彫刻されている。

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坂道が美しいエフェスの街並み。

道幅こそ広くないが、傾斜のある石畳の通りが、当時の美しい街並みをイメージさせる。今では建物の大半が朽ち果ててしまっているが、当時は通りにびっしりと建ち並んでいた。

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崩れていてなかなか建物の判別が付きづらいが、たぶん浴場跡かな。

続いて “ヴァリウスの浴場跡” と呼ばれる2世紀に造られたローマ式の浴場跡。独特のアーチのある建築が特徴的だ。古代ローマ人は1日のうち数時間を浴場で過ごすのだそうだ。

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古代遺跡に住むネコとしては体格がいいような気がするが・・・。

そして、遺跡にはネコもいる!上の写真以外にも、大劇場や図書館周辺でもいろいろなネコを見かけた。エサを食べてたから、誰かからもらっているのかもしれない。

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人気の無い裏通り。

ルートを外れて裏道を彷徨ってみた。裏通りは建物のほとんどが朽ち果てている。石畳もかろうじて残っているといった印象。周囲に人影が無いから、遺跡の世界観に没頭できる。

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エフェスを取り囲む山々。

ふと周囲の山々に目を向けてみる。緑がいっぱいで、実に美しい。

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港へと延びる、別名ハーバー通り。観光客のいない瞬間を狙って!

そして再びエフェスのメインストリート “アルカディアン通り” へ。かつてあのシーザーとクレオパトラもこの通りを歩いたのだとか。道幅が広く、一直線に伸びる大通りだ。

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アルカディアン通りを反対側から大劇場を望む。

朽ち果てた建物の数々は、他にも記事の中では紹介しきれないほどたくさんある。広域に広がる古代の大都市の姿は、今では本当に残された一部の建物や通りでしか体感することができない。それでも、当時の世界最高峰の建築技術や美術意識の高さは強く感じられた。




  
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2016'06'18(Sat)17:31 [ エフェス ] CM0. TB0 . TOP ▲
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