見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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水上学校に通う子供たち
トンレサップ湖には、“CHONG KHNEAS ELEMENTARY SCHOOL”という水上学校がある。直訳すると“チョン・クニアス村小学校”という意味だ。この学校は、日本政府の寄付によって設立され、校内は教室棟や運動場のある棟など、いくつかの棟に分かれている。

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水上に学校があるため、子供たちは船を使って通学している。この地域周辺では、着る服さえままならない子供たちがたくさんいるので、きちんと制服を着用している生徒たちは珍しく、印象的だった。このような学校に通学できる子供たちは限られているのではないかと思う。

人口の約半数近くが20歳以下と言われているカンボジアでは、確かに子供たちの姿を多く見かける。すべての子供たちに教育が行き渡るという事は、カンボジアの未来にとって非常に重要な事だと思うし、今後の最優先課題なのではないだろうか。

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エレメンタリー・スクールなので、一応小学校という位置付けなのだが、通学している子供たちの年齢層はかなり幅が広いように感じた。小学校低学年位の年齢から、体格のしっかりした中学生位の子供までが通学している状況を考えると、2、3棟の教室棟では少ないようにも思える。

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2階に運動場のようなものを併設している棟。レッド、イエロー、グリーン、ブルーなど、カラフルにペイントされた校舎の外観。周囲には質素な建物が多いので、お洒落だ。

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建物の真ん中には、“CHONG KHNEAS ELEMENTARY SCHOOL”の文字が、クメール語と英語で記載されている。その右下には日本の国旗のようなものが描かれている。日本の寄付により設立されたという趣旨の内容が記されているのだろうか。

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こちらは運動場のある棟。バスケットのゴールがあるのが見える。こんな水上にあるオープンスペースの運動場でバスケットをしてみたいものだ。設備的にはなかなかの良環境だ。

今回トンレサップ湖の水上学校の記事を書くにあたり、簡単なリサーチをしてみたのだが、トンレサップ湖に観光に来た日本人旅行者達が、詐欺やぼったくりの類に遭遇した、という内容の情報が非常に多かったので気になってしまった。状況としては、ボートのツアーを申し込んだ際にお金を払うのだが、その後ボートの運転手とガイドに、チップを求められたり(カンボジアの貨幣価値を考慮すると法外な値段)、水上学校を見学に行く際、子供たちのために文房具を買って行くように勧められ、高額の文房具を購入させられたりといった内容が多いようだ。

確かにカンボジアでは、多かれ少なかれ、あらゆる状況において「ぼったくり」というものがあるのは否めない。自分達よりはるかに大金を持っている旅行者達は、貧しい彼等にとっては格好のターゲットになってしまう。強盗や恐喝までには至らずとも、高額な値段で商品を売りつけたり、情に訴えたりと、手を変え品を変え旅行者からお金を取ろうとする。非常に日常的な出来事ではあるので、ある意味文化と言えるのかもしれない。

ターゲットになりやすいのは、その国の物価や貨幣価値を知らない人や、英語などの共通語としてのコミュニケーション手段が乏しい人、毅然とした意思表示ができない気の弱い人など。これはカンボジアに限らず、どこの国でも共通しているようにも思う。また、上記に該当しているタイプの人が単独行動で観光した際、トラブルに巻き込まれる確率が高まりそうだ。こういうタイプの人たちの中には、事前に情報収集などをしない人もいて、危険な地域であるという事自体認識できていない人もいるようだ。先進国ならまだしも、発展途上国を旅行する際はそういった危険に対する情報には常に気を配る必要があるように思う。

そうは言っても初めてのカンボジアであったり、海外旅行の経験自体が少ないと、なかなかスマートに行動するのは難しいところではあると思う。そんな時はせめてグループでツアーに参加するなどすれば、危険に遭遇する確率はぐっと少なくなると思う。時には旅先で、共に行動できる仲間を見つけるのも楽しいものだ。

トラブルに遭ってしまうと、せっかくの観光も気分的に楽しめなくなってしまうので、いろいろ経験しながら危険を回避するテクニックを学んでいって欲しいと思う。そんな僕も、宿の近くのミネラルウォーター屋さんの単価がちょっと安かったので購入したのだが、中身はとてもミネラルウォーターとは言えない、まずい水を飲んだ記憶があります。結局その水は最後まで飲むことができず、ハミガキ用にしてしまった。

そういう意味では、発展途上国では多少の気持ちの許容範囲は必要かもしれません。もちろん2度とそこで水を買うことはなかったわけですが・・・。
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2009'12'10(Thu)19:50 [ トンレサップ湖 ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


物価水準を知らないと、疑問の持ちようもないので、いいターゲットに他ならないかもしれませんね。
私は、初めて海外に行った時に、同じ家にホームステイしていた仲間にいろいろと教えてもらったことで、そうした被害とは無縁で過ごせた、と思っています。

ただ、海外ということで気が張っていると、親切なのか騙されてるのか・困っている人を助けることになるのか旅人をターゲットにさせてしまう甘さなのか…
わからなくなってくることも多々あり。

難しいな、と思います。
2009/12/10 21:58  | URL | 一文字 #d1h6byVU [edit]


一文字さん、コメントありがとうございます!

そうなんですよね~、こればっかりは経験の中で学んでいくしかないかも
しれないですね~。情報を大切にしながら、ある程度緊張感を持って行動
して、少しずつ慣れていくという感じでしょうか。

個人的には、英語を使った意思疎通ができて、ある程度のコミュニケーション
能力があると、随分状況や相手の対応が変わってくるような気がしますが、
それもやっぱり経験がなせる部分だと思います。

留学で初めてアメリカに行った時、スムーズなチップの渡し方ができなかった
のを思い出します。正に失敗は成功の元、ですね!
2009/12/11 01:49  | URL | Garyo #- [edit]
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