見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
乾いた大地と太陽と、ささやかな水 part-1
そこには遺跡があるわけでもなく、観光できるような“なにか”があるわけでもない。一切の虚飾を取り払ったカンボジアの人々と大地の姿を見てください。何もないが故に、ガイドブックでは絶対に見ることのできない混じり気のない風景です。

何一つ飾ることのない世界。逆に言えばカンボジアの本来の原風景がそこにはあります。そこにある風景、そこにある人々の表情が、飾り気のないカンボジアの姿そのものです。

Cambodia11910-1.jpg
道幅の広い、舗装されていないこの道(6号線)は、南東は首都プノンペン(Phnom Penh)に、西はタイの国境までを結んでいる、数少ないカンボジアの主要な幹線道路。写真のように時々人が集まるエリアが点在するが、街や集落というほどのものでもない。

乾いた大地は常に砂塵を巻き上げて、視界を遮る。

Cambodia11910-7.jpg
とある農家と思われる家屋。家屋の裏手には稲作の農地が広がっている。トンレサップ湖周辺にある小屋とは違い、かなり大きな建物なので、この辺り一帯の地主なのかもしれない。

カンボジアの主要産業は農業で、米の生産に特化している。

Cambodia11910-2.jpg
集落には商店が並ぶ。これまで紹介してきた多くの商店同様、屋台に近い簡素な商店だ。主に飲み物やフルーツなどをはじめとする食料品を扱っている。

Cambodia11910-3.jpg
カンボジアの郊外では良く目にする光景。1台のピックアップトラックに、一体何人が乗っているのだろうか。一部の都市部以外ではインフラ整備が整っていないカンボジアでは、車の存在意義は非常に重要なものになっている。また、車を所有できる人間は限られているため、このように一つの車にたくさんの人たちが便乗して乗車することになってしまう。特に車やバイクに乗ることができない女性や子供たちにとっては、移動するのも一苦労なのだ。

Cambodia11910-4.jpg
車の荷台に乗る女性や子供たちの姿。

彼等の座っている下には、自転車をはじめ、様々なものが積み上げられている。中央の女性が着ている“ドラえもん”のTシャツは、もしかしたら日本から送られた衣類なのかもしれない。着衣は泥にまみれ、過酷な環境下でたくましく生きる彼等の生活が垣間見える。

Cambodia11910-10.jpg
カンボジアの大地は乾いている。ところどころに水たまりのような湿地があるものの、多くのエリアでは乾燥し、砂塵が巻き上がっている。写真奥には稲作の農地が見えるが、大地は乾燥していて、肥沃な大地と言うにはほど遠い。

観光という視点とはまた違った、もうひとつのカンボジア。カンボジアの原風景は、土と少しの緑とわずかの水というシンプルな世界。大地は乾燥し、常に砂塵が巻き上がり、夕刻にもなると周囲が視認しづらくなるほどの細かな砂のフィルターがかかる。しかし、その厚い砂の膜を介して見る風景は、記憶に残るような美しいものだった。
関連記事









exclusive60g.png

2010'01'19(Tue)21:57 [ シェムリアップ・郊外 ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


こんばんわ~
今日も素敵な写真ですね~
カンボジア、行ってみたいですね~

年末年始、いろんなブログで国外脱出している話が出ていましたよね・・・
なんか、そんなんでタイの虫がウズいてきて脱出を画策中です。
あ~、上手いこと休暇とれないですかね~
2010/01/20 00:34  | URL | プライサニー #HfMzn2gY [edit]


プライサニーさん、こんにちは!

僕もそろそろ次の旅、どうしようかな~
って考えはじめてます。たぶん行ける
としても春頃になりそうですが・・・

やっぱりちょっと強引にでも時間を
作らないとなかなか旅に出られない
ですね!はてさてどうしたものか。

タイもまた行きたいなぁ。
2010/01/20 01:23  | URL | Garyo #- [edit]
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://thegoldexp.blog99.fc2.com/tb.php/162-2e3178d9
trackback