見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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歩き続けてインド門
インドの中枢、それはおおよそインドらしくない風景。そしてそれは同時に、国家の中枢にふさわしい威厳溢れる風景でもある。そこには、世界に類を見ない約12億もの人口を抱える超巨大国家の、中枢を担う世界が広がっていました。

コンノート・プレイスからジャンパト通り(Janpath)を真っ直ぐに南下すると、開けた大通り、ラージパト(Raj Path)に突き当たります。きれいに整備された大通りの両脇には、同じくきれいに手入れされた広大な芝生のエリアが広がっています。

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遠くに見える門のような建造物がインド門。今回の目的地です。

この辺り一帯が、これだけきれいに整えられているのも当然と言えば当然で、このラージパト通りの西端には “大統領官邸”(Rashtrapati Bhavan)や “国会議事堂”(Pariament House)が、反対側の東端には “インド門”(India Gate)と呼ばれる巨大な建造物があるので、この場所こそ正にインドの中枢、国家の中央とも言える場所なんです。

早朝から、途中寄り道しながらも歩き続け、ようやくインド門をはるか前方に捉えることができました。ここまでくれば迷おうにも迷うことのできないシンプルさ。後はひたすら歩き続けて近づいていくだけなのですが・・・まだまだ距離がありますね。

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奥に見えるのが大統領官邸。右側には国会議事堂もチラリ。インドの中枢です。

インド門の対面、逆方向に目を向けると、遠くに大統領官邸のシルエットが。どことなくイスラムの建築様式を彷彿させる造り。それにしてもでかい家に住んでるんだなぁ・・・。

このエリアは道幅(道路自体は片側2車線)が広いせいか、車通りもそれほど激しくなく、どことなく優雅な雰囲気を醸していました。車の種類もきれいなセダンタイプが多かったように思う。あれだけいたリクシャーも皆無だし。ただし、付近には木々や建物がないため、日中はジリジリと焼け付くような厳しい暑さの中を移動することになります。

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広大な芝生エリアは公園のような佇まい。木陰でくつろぐ人々もちらほら。

大統領官邸とインド門を結ぶ巨大な一本道なのですが、道の両脇に一面芝生のエリアがあって、この敷地がまたとんでもなく広い。地図上で見ると、コンノート・プレイスのアウターサークルが大通りと両脇の芝生エリアの中にすっぽり入ってしまいそうなくらいの広さです。

ちなみに、この芝生の敷地内には、“インディラー・ガンディ国立芸術センター”(Indira Gandhi National Centre for Arts)も併設されているようです。

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公園の敷地内にある水場で水浴びをする若者達。

公園の敷地内には人工的に作られたプール状の水場があり、水浴びをして遊ぶ若者達の姿がありました。これだけ暑ければ水の中に飛び込みたくなる気持ちも分かります。ただ、水は決してきれいとはいえなかったですが・・・いや、インドの中ではきれいな方か。

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インド門はもうすぐ。遠くに見えたインド門もようやく目の前に。

インド門、何かに似ていると思いませんか?そうです、パリのシャンゼリゼ通りにある “凱旋門”(エトワール凱旋門)に雰囲気がそっくりなんですよね~。

インド門を目指し、一歩一歩着実に歩を進めていきます。インド門の近辺まで来ると、車の姿はなく、道路は歩行者天国になっていました。インド門には外国人観光客の姿はほとんどなく、その代わりインド人観光客で混み合っていました。確かに他のスポットと少し離れているし、観光スポットとしては優先順位が低いかのかもしれない。

それにしても早朝からどれだけ歩いたのだろうか、考えただけでも相当な距離です。

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シャンゼリゼの凱旋門を彷彿させる、巨大な門。

ようやく到着しました。これがインド門です!威風ある巨大な門ですね。

パリのエトワール凱旋門が戦勝記念碑なのに対し、インド門は慰霊碑という存在なんです。第一次世界大戦で戦死した兵士、約8万5000人を追悼するために造られたそうで、高さ42mのアーチには戦没者(名前が刻まれているのは1万3500人のみ)の名前が刻まれているんです。

インド門はデリーのランドマーク的な建造物ではあるけど、実はデリーを訪れるまでインド門がどういった建造物なのか知りませんでした。なるほど、そういうことか。

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付近は車両が進入できないように、厳重にガードされている。

巨大なインド門を眺めながら、のんびりと近くの木陰で一休みしていました。インド門を見に行くというより、インド門に至るまでの街の移り変わりを楽しむようなかんじでここまで歩いてきました。もしこれからデリーを訪れるのであれば、こんなかんじの徒歩での観光をオススメします。なんといってもインドは街の景観が最大の観光スポットなんですから!

今回のルートには水分を補給できる水などを販売している店舗が全くないので、予めミネラルウォーターのペットボトルを持って行った方が良さそうです。

このルートに限らず、インドではなかなか都合良く水を入手できないことが多いので、ミネラルウォーターのペットボトルを常に携帯しておいた方がいいかも。ミネラルウォーターは1リットルのペットボトル(10~15ルピー)が主流なので、ちょっと重たいけどね。
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2010'05'23(Sun)15:23 [ デリー ] CM0. TB0 . TOP ▲
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