見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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ガートのある風景
インド、ヴァラナシの日中の強い陽射しの中、メイン・ガートである “ダシャーシュワメード・ガート”(Dashashwamedh Ghat)から、ガート沿いに歩いてみた。

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ダシャーシュワメード・ガート手前の Dashashwamedh Rd. の風景。いわゆる商店街。

ヴァラナシの鉄道駅からガンジス河沿いへとリクシャーで向かう時、多くの人はダシャーシュワメード・ガートを目指す。その場合、オートリクシャーは駅から3㎞ほどの場所にある “ゴードウリヤー交差点”(GODOWLIA)の手前までしか入ることができない。初めてヴァラナシを訪れる際はガートの手前で降ろされてしまうので、戸惑うかもしれない。

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様々な野菜や果物が売っている。(左)皿に乗せてあればまだいいのだが、中には・・・。(右)

リクシャーを降りて、ダシャーシュワメード通りの賑やかな商店街を道なりに歩いて行くと、野菜や果物を売っている店が軒を連ねるエリアがある。店とはいってもせいぜい屋台のような店構えで、中には地面に商品を直接置いている店もある。店主が野菜の上に足を乗せているようなところもあるので、購入の際はお店を選ぶ必要がありそうだが。

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ダシャーシュワメード・ガートは最も賑わっているガート。(左)お供え物の花を食べる山羊。(右)

市場を横目に見ながらそのまま進んでいくと、目の前にガンジス河が見えてくる。階段を降りればそこはもうガートだ。ダシャーシュワメード・ガートは中央に位置していているので、ヴァラナシの街を散策する時はこのガートを基点に歩くといいだろう。

ガートの階段を降りていくと、お供え物の花が山積みになって捨ててあり、それを夢中で頬張っている山羊を見つけた。犬や牛、山羊などが人間と共存しているインドでは、このように人間が捨てたものを動物たちが食べている姿をよく見かける。衛生環境の悪い街だと、時にかわいそうに感じることもあるが、これがインド流のやり方なのだろう。

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日よけの傘が立てられている、ダシャーシュワメード・ガート近辺の様子。

日中のガンジス河は、早朝のようにたくさんの信者や観光客を乗せたボートこそ出ていないが、ガート付近には沐浴したり水浴びしたりしているインド人の姿をちらほらと見かけた。

ガンジス河沿いに設けられたガートとガートは、それぞれつながっているので、ガートにさえ出てしまえば河沿いを気軽に散策することができる。逆に言えば、もし道に迷ってもガート(ガンジス河沿いを目指す)にさえ出てしまえばなんとかなる。

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タイヤの浮き輪に乗って浮かんでいる少年。

ふと水辺へと目を向けると、タイヤを浮き輪代わりに浮かんでいる少年の姿が。この光景、以前カンボジアのトンレサップ湖でも見かけたことがある。場所が変わっても、子供達は似たようなことをするんだな・・・。それにしても車のタイヤって浮くんですね。

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人で賑わっている、日中のガートの様子。(左)水遊びをする子供たち。(右)

ガート付近は、日中でもたくさんの人で賑わっている。宗教的な沐浴というわけではないが、水浴びをして遊ぶ子供達の姿をよく見かけた。この暑さなら水に入りたくなる気持ちもよく分かる。ガンジス河の水質がもう少し良ければ僕も泳いだり水浴びしたりしたいところなのだが・・・残念ながら衛生的な理由でちょっとそんな気にはなれない。

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川下に歩いて行くと人が少なくなり、落ち着いた雰囲気になってくる。

賑やかなダシャーシュワメード・ガートから川下へと歩いて行くと、人の姿もまばらになり、落ち着いた雰囲気になってくる。ヴァラナシの午後は、こんな静かなガートでのんびり河を眺めたり、日陰で読書などをして過ごすのもいいかもしれない。

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ヴァラナシでは時々日本人の姿を見かけた。

そう思って歩いていたら、日本人のグループがガート上の階段に座っていた。ちょうどクミコハウスの近くだったから、もしかしたら長期滞在しているのかな。太鼓をポンポコ叩いたりして。インドを旅するファッションはあまり気負わずこんな感じでいいような気がする。

時々、全身インド装束の日本人を見かけるが、それはそれで違和感を覚える。もちろんコスプレ的にはありなのだが、個人的には外国人としてのアイデンティティーがあってもいいのではないかと思う。スカーフや腰巻きなどを部分的に取り入れるとうまくまとまる。

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早朝あった靄がすっきり晴れ、対岸の様子が鮮明に。

対岸に目を向けると、早朝は靄がかかって見えなかった対岸の様子を鮮明に見ることができた。もっとも鮮明に見えてしまうとあの幻想的なムードは失われてしまうので、僕は早朝の風景が好きなのだが。川岸にはいくつかのボートと、その先にはたくさんの牛の姿が見えた。

雨季(6月~9月)になるとガンジス河の水位が上がり、対岸に広がる砂地帯は水没してしまうというから、この風景も乾季ならではの限定的なものなのだろう。
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2010'08'25(Wed)22:09 [ ヴァラナシ ] CM0. TB0 . TOP ▲
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