見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
07≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303108/ ≫09
ハウラー橋崩壊の危機
前回記事で、コルカタ名物の “ハウラー橋”(Howrah Bridge)の記事を書きましたが、そのハウラー橋が崩壊の危機に直面しているというニュース。原因はなんと人間の「ツバ」だと言うのだから驚き。どうやらインド人の食文化と密接に関係があるようなのですが・・・。

関連記事: ハウラー橋を目指して


Howrah122910-1.jpg
ハウラー橋遠景。(Wikipedia)

以下、AFPより抜粋

鋼鉄2万6500トンを使用し、築70年近くになるにもかかわらず1日10万台の通行量にも、大嵐にも、びくともしない――。それほど頑丈なインド・コルカタ(Kolkata)を象徴する橋が今、「人間が吐くつば」により崩落の危機にさらされている。

コルカタの玄関口にあるハウラー橋(Howrah Bridge)は、西ベンガル(West Bengal)州を流れるフグリー川(Hooghly River)にかかり、「世界で最も美しいカンチレバー橋の1つ」として有名だ。しかし、橋を支える鉄柱は激しく腐食している。

paan122910-1.jpg
“パーン”(paan)はインドの嗜好品。(TREK EARTH)

原因はパーンだ。パーンとは、キンマの葉とビンロウジ、消石灰などを混ぜたもので、かんで味わう嗜好品。タバコを混ぜる場合も多く、インド人は口内リフレッシュや消化促進効果があるとして、好んでかんでは赤い汁を吐き捨てる。ハウラー橋の支柱は、通行人が吐き捨てたパーンで赤く染まっており、これが表面から鋼鉄を食い荒らしているのだ。

「鋼鉄の厚さが3年で半分になった個所もあります」と、橋を維持管理するコルカタ港湾公社(Kolkata Port Trust)の主任技師は話す。専門家によると、パーンの成分が含まれているつばが堆積すると、鋼鉄をも溶かす高腐食性の化合物が合成される可能性があるという。

警察は、橋でつばを吐いた者に罰金を科しているが、1日の通行者数が50万人という現実の前には、効果はほとんどない。パーンをかむ風習は、南アジアの広い地域で数千年前から脈々と続いている。常用すると、歯や歯ぐきが変色するだけでなく、タバコが含まれている場合には喉頭がんや胃がんのリスクも高くなる。(AFP) 


通行人のツバにより、ハウラー橋の支柱の根本は腐食して赤く変色していた。警察が罰金を科したり、注意を促しても効果がないようで、かなりのスピードで腐食が進行している様子。このままだと近い将来、ハウラー橋は本当に崩壊してしまうかもしれない。
関連記事









exclusive60g.png

2010'12'29(Wed)18:04 [ World News ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://thegoldexp.blog99.fc2.com/tb.php/408-5ac978e8
trackback