見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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ヒマラヤ・トレッキングに出発
ネパールを旅したいと思った目的のひとつ。それは、ヒマラヤ・トレッキングだ。神々しいヒマラヤの山々に抱かれトレッキングを楽しむのは、ずっと憧れだった。

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スタート地点は街道沿いの小さな集落から。まずは、ひたすら上を目指して登る。

ネパールのヒマラヤ・トレッキングは、いくつかのトレッキング・エリアに分かれている。ポカラ周辺は “アンナプルナ”(Annapurna)と呼ばれるエリアで、ネパールの数あるトレッキング・エリアの中でも特にトレッキングが盛んな代表的なエリアだ。ヒマラヤ・トレッキングは、ネパールでは主要なレジャーのひとつなので、大抵のホテルでトレッキングやガイドの斡旋をしている。宿選びの際は、その部分を選択の基準にするのもいいかもしれない。

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上に向かって延々と石段が延びている。手入れされ、比較的整った道だ。

早朝・・・というほどでもない朝、僕と先生はホテルで朝食を食べ、ヒマラヤトレッキングに出発した。食事中に、ホテルのオーナーに現地のガイドを紹介され、一緒にテーブルを囲んで話しながら出発までの時間を過ごした。ガイドは30歳前後の現地の男性だ。ガイドの彼は、僕を見るなり「何か格闘技でもしているのか?」と聞いてきたが、「いや、ランニングやトレーニングだけだ」と答えた。若い頃ほどではないが、アスリート寄りの筋肉質な体型なので、実はこういうやりとりはよくあったりする。でも実際のところ、結構衰えてるんだけど・・・。

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急な石段をひたすら上に登っていく。

ヒマラヤ・トレッキングはガイドがいなくても可能だが、現地の地理に疎い旅行者にとって、トレッキングのルートをサポートしてくれるガイドの存在は必須に近い。しかし、ガイドとのトラブルがあるのも事実なので、信頼のおけるホテルに斡旋・紹介してもらうのが安心だろうと思う。そういう意味ではトレッキングが主目的の場合、ホテル選びは重要な要素かもしれない。バックパッカーでも、時には安宿以上のホテルに宿泊するのもありだろう。

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急な石段を登り、下を見下ろす。スタート地点のフェディの集落がずいぶん小さく見える。

朝食を終え、ポカラのホテルから車でトレッキングのスタートポイントへと向かう。“フェディ”(Phedi)という名の街道(バグルン自動車道)沿いの集落から、上に延びている石段を、ひたすら登っていく。フェディは標高1220mと決して標高は低くはないが、トレッキングをするのは標高1800m前後の山の尾根なので、まずは上を目指さなければならない。

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途中、休憩している現地の女性2人と出会った。

石段はきちんと整地され、きれいに積み上げられているので歩きやすいが、なかなか急な斜面なので、結構体力を消耗する。途中、山の中腹の少し開けた場所で、休憩している現地の女性2人と出会った。2人共、普段着といった佇まいだったので、もしかしたら毎日のように日常的にこの石段を行き来しているのかもしれない。だとしたらすごい体力だ。

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徐々に周囲に木々が生い茂った場所に。下には街道に沿って大きな川が流れている。

登っても、登っても、なかなか上に着かない。まだトレッキングはスタートしたばかりなのだから当たり前なのかもしれないが、息が切れる。ガイドの男性はいつものことのように平然と登っている。さすがだ。普段トレーニングをしていてこれだから、自分が情けない。

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石段を登り詰め、少し開けた場所に出た。ここから下の集落を望むと、なかなかの絶景だ。

ようやく少し開けた場所まで登り詰めた。石畳の小道はまざ続いているが、これまでに比べると坂はよりフラットだ。スタート地点から少しは登ったから、標高でいうと1600mくらいだろうか。まだまだ高山病になる高さではない。一般的には高山病は、2400m以上の高山で、地上と比べて空気が薄いために酸欠状態に陥り、頭痛、吐気、眠気、目まい、手足のむくみ、睡眠障害、運動失調など、様々な症状が現れることを言うのだそうだ。

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先ほどよりは傾斜が少なくなったので、少しは楽だ。

ネパールでは「登山」と「トレッキング」を、6000m以上の山の登頂を登山、それ以下の山々を歩くことをトレッキングと、両者を明確に区別しているのだが、その基準で考えると、富士山をはじめとする日本の山々は、登山には該当しないことになってしまう。でもまぁ、確かにこれだけ8000m級の山々に囲まれ、2000m近い山の尾根でも人々が普通に暮らしているような環境であるなら、その基準も分からなくはない。また、ヒマラヤ登山ともなれば、高額な入山料と本格的な装備が必要になってくるから、気軽に登山というわけにもいかない。

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木々の合間から、ネパールのマッターホルン、マチャプチャレの鋭角な山頂が見える。

石が敷き詰められた小道を進むと、山の尾根らしき場所に出た。高台まで登ったせいか、それまで近隣の山々に囲まれて見えなかった遠景が見え隠れしていた。木々の隙間から、遠くに見覚えのある雪山が見える。それは、サランコットの丘の展望台で見た、あの “マチャプチャレ”(Machhapuchhre)だった。それは、雄大なヒマラヤ・アンナプルナをバックに、ずっと憧れていたヒマラヤ・トレッキングがスタートした瞬間だった。


  
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2011'09'01(Thu)19:00 [ ポカラ ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


ポカラでトレッキングされたのですね?
マチャプチャレが良く見えるルートなんですね?

僕なんて日頃、運動も何もしていないので
トレッキング中はバックパックを背負う肩が
しびれてくるし、腰はだるいし、足の脛はすぐに
痛くなってくるしで、情けない思いでした(笑)

ネパールから帰ってからスポーツクラブに通い出しました!(笑)

chempakaでした!
2011/09/01 23:08  | URL | Chempaka #- [edit]


Chempakaさん、こんにちは!

ハハハ、Chempakaさんもついにジム通いですね!
僕は20代の頃からずっと続けているので、すっかり日課になってます。
お互いがんばって鍛えましょうね!

ポカラのあるアンナプルナは、ヒマラヤ・トレッキングが盛んなエリアで、
いろいろなルートがあるんです。

僕は日程の関係で、結構身近なトレッキングになってしまいましたが、
マチャプチャレが見える中を歩けてなかなか良かったですよ!
2011/09/02 01:17  | URL | Garyo #- [edit]
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