見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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ヒマラヤ・トレッキング、分岐ポイントを進む
ネパール、アンナプルナのトレッキング。中継ポイントの “ダンプス”(Dhampus)にある “Hotel Yama Sakura” で昼食を食べ、僕たちは再びトレッキングをスタートした。

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通り道に横たわる牛たち。見た感じ、農業用の水牛かな。とてもおとなしい。

ダンプス周辺は、緩やかな坂道と、少し開けた広場が多い地形で、トレッキングの通り道の芝生で、牛たちがのんびり日向ぼっこしていたりする。大柄の牛が何匹もまとまって佇んでいると、普段身近に牛を見慣れない日本人はちょっと警戒してしまうかもしれないが、牛たちはそんなことはまったくおかまいなしに、芝生にリラックスして寝転んでいた。

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途中、山道らしい道も進む。時々牛や山羊の残したトラップがあるが、注意すれば大丈夫。

昼食を食べて満腹になり、のどかな風景の中を歩く。4月のネパールのポカポカと暖かい陽気に、牛たちだけでなく、自分たちまで強烈な眠気に襲われてしまう。旅の前にヒマラヤ・トレッキングについてリサーチしていたときは、山賊が出たらどうしようとか思ったりもしたけど、実際歩いてみると、ハードではあるが、意外と緊張感のないトレッキングだったりする。

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時間に余裕があれば、トレッキングは数日かけてじっくり挑むのも楽しいと思う。

トレッキングのルートは至ってシンプル。スタート地点のフェディから分岐ポイントのダンプスを経由し、最終ポイントの “ノーダラ”(Naudanda)へと向かうというもの。時間があれば、ダンプスからさらに奥、アンナプルナ方面へと進むことも可能で、本来は数日をかけて長距離のトレッキングを楽しむのがヒマラヤ・トレッキングの醍醐味なのだろうと思う。

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山の中を歩く。意外と路面はフラットで歩きやすい。

しかし、今回の旅では、どうしてもトレッキングに大きくスケジュールを割くことができず、泣く泣く断念することにした。本当は1週間くらいじっくりアンナプルナを歩いてみたかったんだけど、そうするとカトマンドゥやポカラに滞在する時間がほとんどなくなってしまう。

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遠方左奥に、フェワ湖が見える。さらにその先がポカラだ。

そんな苦渋の選択により、残念ながら日帰りトレッキングとなってしまった。ただし、帰り道はあえて同じ道を通らず、U字型に進みながら戻るというルートにした。ダンプスからノーダラ方向に向かって歩いていると、遠くの山の向こうにフェワ湖がチラリと見える。その先が宿泊先のポカラだ。自分たちが帰路を進んでいることを確認しながら、歩き続けた。

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高台から周囲を見下ろす。ダンプス→ノーダラ間は見晴らしのいい場所が多い。

1800m近い標高のせいか、景色はフェディ→ダンプス間とはずいぶん違い、高台から周囲を見下ろす、見晴らしのいい眺望が望める。ただ日中になると、靄が強くなり、アンナプルナの山々が隠れてしまうので、朝方のようなクリアな視界ではなくなってしまうのが残念だ。

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4月のトレッキングだったが、気候はTシャツ1枚で問題なく、リラックスして歩けた。

盛り上がったこの芝生も通り道。近くに集落があるので、牛たちの牧場のような場所なのかもしれない。肝心の牛はいなかったけど。見ての通りの景観で、なんだか妙にのどかだった。長時間のトレッキングで、いい加減疲労感もあったけど、先生と二人で写真を撮りながら歩いた。

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午後になると靄が出て、アンナプルナの山々が隠れてしまうのが残念。

ガイドのサントスとはいろいろ話した。彼は年齢が若く(30歳前後だろうか)、英語が話せる上、服装などの感覚も比較的近いので、一緒に過ごしていてあまり違和感を感じなかった。それは、旅の前の当初のヒマラヤ・トレッキングのガイドに対するイメージを大きく覆すものだ。イメージ的にはもっと年配の無口なオジサンとかなのかなとか思っていたけど、そんなことはなかった。まぁ当然個人差はあるから、いろいろなケースがあるだろうけど。

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ロッジには、飲み物などを売っている商店が併設されている。

しばらく歩くと比較的規模の大きな集落に着いた。石造りの道で、どことなく小ぎれいな村だ。僕たちはその中のロッジの庭で休憩をすることにした。大きな休憩ポイントとしては2回目になる。この頃になると、空を雲が覆いはじめていた。山の天気は変わりやすいというが、とりあえずは雨の心配はなさそうだが、ヒマラヤの眺望は見えにくくなってしまう。

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休憩したロッジの庭。一面に芝生が広がっている。

休憩中に、村の中をブラブラと散策する。石造りの塀、石造りの建物、整地された芝生の庭。庭にはベンチもある。村の中の塀は、形式上、敷地と道を区分けるために存在しているが、その高さは簡単にまたげてしまうほど低い。民家と民家の区切りもそれほど明確ではなく、全体的にバリアフリーな印象を受けた。民家の軒下には干したトウモロコシがぶら下がっていたり、庭のベンチに植物がぶら下がっていたりと、生活環境の良さが伝わってきた。


  
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2011'09'23(Fri)13:45 [ ポカラ ] CM2. TB0 . TOP ▲
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2011/09/23 15:09  | | # [edit]


月見バーガーさん、はじめまして!

インドやネパールを旅すると、本当に身近に街の中を
牛などの動物が歩いていたりします。

最初は違和感があって驚くのですが、不思議とそのうち
慣れてしまいます。でも、中には図太い牛がいたりして、
路地を完全にふさいでいることもあります。

素敵なブログですね、映画とワイン、僕も大好きです。
また遊びに行きますね!
2011/09/23 23:00  | URL | Garyo #- [edit]
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