見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
カトマンドゥの先端、ダルバール・マルグ
日没後のネパール・カトマンドゥ。夜の帳が下りはじめた、パープルに太陽のレッドが入り混じった絶妙なグラデーションの空の下を、僕と先生は歩いていた。

Kathmandu101311-4.jpg
タメルから王宮博物館前の通りをしばらく東に歩くとダルバール・マルグだ。

目的地は “ダルバール・マルグ”(Durbar Marg)だ。ダルバール・マルグはタメルの東、“ナラヤンヒティ王宮博物館”(Narayanhiti Palace Museum)の南に延びるダルバール・マルグ(王宮通り)という大通りを中心としたエリアだ。ナラヤンヒティ王宮博物館は、つい最近まで王宮だった場所で、2009年より博物館として一般公開されている。

Kathmandu101311-5.jpg
活気があり、このエリアだけ一種特別な空気を放っている。

王宮通り・ダルバール・マルグは、先端のブランドショップや、ケンタッキーやピザ・ハット、サーティーワンなどの、お馴染みのファーストフード店が立ち並ぶ繁華街で、ある意味カトマンドゥらしくないエリアだが、現地の若者たちにとってはホットなデートスポットになっていて、観光とは別の視点で見た、自然体のカトマンドゥの街であるとも言える。

Kathmandu101311-6.jpg
ファーストフード店もあるが、値段的には高めの設定だ。

夜になるとブティックやレストランのネオンが燦々と輝き、若者たちで賑わうこのエリアは、カトマンドゥらしからぬ刺激的な都会の空気が流れていて、日本で言うと六本木のような街かもしれない。だが、そうは言ってもそこはカトマンドゥ。日本人や欧米人から見れば、むしろ馴染みのある風景という印象だろうか。とはいえ、素朴なネパールの雰囲気とかけ離れたこのエリアならではの要素もたくさんあるので、立ち寄ってみると逆に新鮮だろうと思う。

Kathmandu101311-16.jpg Kathmandu101311-17.jpg
露店やカジノもあったりする。本来はネパールの富裕層向けのエリアなのだろう。

僕たちは、ブティックなどが入っている “アンナプルナ・アーケード”(Annapurna Arcade)を中心に、周辺の高級路線の土産物屋や、生地屋などを見て回ったが、土産物はタメルの方が気の利いた商品が多く、掘り出し物が見つかるような気がした。それと生地屋。場所柄もあり、ちょっと敷居の高い雰囲気ではあるが、興味があったのでとりあえずチェックしてみた・・・のだが、高い。生地の目利きはかなりあるのだけど、ちょっとネパールとは思えないほどの値段だった。その割にはそれほど気になる生地もなかったので、スルーしてもいいかも。

Kathmandu101311-11.jpg
空間重視で選んだ、落ち着いた雰囲気のレストラン。タメルには洒落たレストランが多い。

さて、一通りダルバール・マルグを散策した後、夕食を食べることにした。いよいよネパール最後の晩餐だ。周辺に気になるレストランがあったので、しばらく探し歩いたのだが・・・どうにもこうにも見つからない。周囲のブティックなどで聞いても知らないというので、仕方なく別のレストランを探すことに。最終日だし、ムードのある店でうまいものが食べたいというテーマで探したのだが、なかなかこれと言った店巡り会えず、いつの間にかタメルに戻っていた。

Kathmandu101311-13.jpg Kathmandu101311-15.jpg
ネパール最後の晩餐はタメルで。ちょい敷居を上げすぎたか・・・。

今ひとつ希望通りというわけにはいかなかったが、タメルの落ち着いた空間のあるレストランに入った。店内の雰囲気が気に入ったのだが、メニューを見るとアメリカン&メキシカン。結局注文したのはハンバーガーとブリトーのプレートにビール。まぁこれはこれで久しぶりではあるのだが・・・。味はなぜかよく覚えてないけど、普通においしかったような気がする。

Kathmandu101311-10.jpg
ネパール最後の夜を、エベレストビールで乾杯。

テーブルに置かれたロウソクの炎が揺らめく中、エベレストビールで乾杯したのだった。インド、ネパールと旅してきたが、ビールをはじめとするアルコールを飲んだのはそれほど多くはない。それだけに、たまに飲むビールの味はたまらないものがあった。

Kathmandu101311-12.jpg
時折風に揺らめく、ロウソクの炎。

明日はいよいよ日本へと飛び立つ日だ。インド、ネパールと、思えば長い旅路だったが、これほどまでに充実した旅はもう二度と無いのではないかと思えるくらい、かけがえのない時間を過ごすことができた。そして、今度は日本がたまらなく恋しくなっていた。


  
関連記事









exclusive60g.png

2011'10'18(Tue)18:41 [ カトマンドゥ ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://thegoldexp.blog99.fc2.com/tb.php/595-db9827ea
trackback