見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
タイの洪水が大変なことになっている
ThaiFlood102011-7.jpg
土嚢が決壊し、冠水した市街を避難する、ノンタブリ県バンブアトンの住民。

このところ連日ニュースで報道されている、現在記録的な「大規模洪水」に見舞われているタイ。3か月間続いた豪雨により、国土の約3分の1が浸水してしまったという前代未聞の事態だ。浸水したエリアは、場所によって水深が数メートルにも達し、約11万人が避難を余儀なくされている。今後も “チャオプラヤー川”(Chao Phraya)の水位や大潮の影響により、被害が拡大する可能性もあるという。洪水の被害により、様々な分野に影響が及んでいるようだ。


続きはこちらから
  ↓↓↓




ThaiFlood102011-2.jpg
洪水で冠水した、アユタヤの寺院。

以下、10月17日と18日のAFPより抜粋

アユタヤで約100匹のワニが逃亡
洪水に見舞われているタイのアユタヤで、寺院群などへの水害に加えて、新たな災難がもたらされている。農家などで飼育していたワニが逃亡したのだ。逃亡したワニは100匹ほどにのぼるとみられ、世界遺産の古都内の数か所で目撃されている。タイ保健当局は、生け捕りにしたワニ1匹あたり1000バーツ(約2500円)の懸賞金を出すと発表して、捕獲を呼び掛けている。

ThaiFlood102011-3.jpg
アユタヤ郊外のホンダの工場で、水没した大量の自動車。

水没により工業・農業に大打撃
約300人の死者を出した今回の洪水では、国内の水田の1割に被害が出たほか、首都バンコク北部で主な幹線道路が通行止めとなり、タイ経済を支える輸出産業の工場も多数被災した。

タイは東南アジアの自動車産業の一大拠点だが、バンコク北部にある基幹部品を製造する広大な工業団地群が冠水。トヨタ自動車、ホンダ、いすゞ自動車、フォード・モーターはタイでの組み立てを全面中止した。生産への影響は数千台規模とみられる。バンコク上流のアユタヤにあるホンダ工場では、工場の外に並べてあった車両がほぼ全て水没した。トヨタも14日、タイでの生産一時中止を少なくとも10月22日まで延期することを発表している。

エレクトロニクス産業にも影響が出ている。ハードディスク駆動装置メーカーのシーゲイト・テクノロジーやウェスタン・デジタルなどは減産の恐れがあると警告。集積回路メーカーのオン・セミコンダクターやマイクロセミ、ハイテク大手ニコンもタイ工場での生産を一時中止し、キヤノンはインクジェットプリンターの生産拠点を一時的にベトナムに移すと発表した。

タイ商工会議所大学の経済ビジネス予測センターでは、農業や観光、商業サービスも含め、タイ経済全般に今回の洪水が及ぼす被害総額を、年間国内総生産の1.3~1.5%に上る1500億バーツ(約3800億円)と見積もっている。

ThaiFlood102011-8.jpg
冠水した道路をボートで避難する、ノンタブリ県バンブアトンの住民。

再建費用は最低でも2500億円以上
タイのインラック・シナワット首相は17日、記録的な洪水で被害を受けた工業・農業部門の再建費用は33億ドル(約2500億円)を上回るとの見通しを示した。当初の予測を20%上回る額で、水管理費用は含まれていないという。(AFP)


報道されている映像を見る限り、冠水したエリアの水位がなかなか下がらないのが気になるところだ。また、浸水したエリアが国土の約3分の1という、尋常ではない規模の大きさにも驚かされる。いずれにしても、洪水が、タイを支える農業や工業などの産業に大打撃を与えることは確実で、今後のタイ経済が心配だ。日本の東日本大震災に続き、今度はタイの大洪水。自然災害とはいえ、これだけの大災害の中で気丈に振る舞うタイの人々のたくましさが印象に残ったが、事態が長期化すれば、彼らの想像以上に被害は甚大なものになってしまうかもしれない。それにしても今回の事象は、地球温暖化による気候変動と何らかの関連性があるのだろうか。


  

関連記事






exclusive60g.png

2011'10'20(Thu)18:11 [ World News ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://thegoldexp.blog99.fc2.com/tb.php/598-361603e4
trackback