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火星表面に塩水が流れている痕跡、多様な生命の可能性
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地表に水があった過去の火星のイメージ。気候は今よりもずっと温暖だったと考えられている。

最近、火星のニュースがホットだ。CNNによると、火星探査機 “マーズ・リコネサンス・オービター” で撮影した写真を解析した結果、火星の表面に、液体の塩水が流れている痕跡が見つかったという。地表を流れる塩水は、探査機が撮影した複数の斜面で、冬の間は消え、春になると復活する特徴があるのだという。火星は過去には豊富な水源があり、地球のように地表を水が覆っていたと考えられていたが、現在でも地表を水が流れていることになる。


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まずは火星について簡単に説明。

直径は地球の約半分で、表面の重力の強さは地球の約40%。自転周期は地球と非常に近く、火星の1日は24時間39分。大気は希薄で、地表での大気圧は地球での平均値の約0.75%。大気が希薄なために熱を保持する作用が弱く、表面温度は最高でも約20℃。

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火星の表面に液体の塩水が流れている痕跡が見つかった、ニュートン・クレーター。

以下、12月9日のCNNより抜粋

火星の表面を調査しているNASAの探査車 “オポチュニティ” の研究チームは、火星に水の流れがあったことを示す新たな痕跡が見つかったと明らかにした。

発見されたのは、水の流れによってできた石膏とみられる鉱物の堆積で、幅は約1~2㎝、長さ約40~50㎝。“エンデバー” と呼ばれるクレーター付近の、硫酸塩を多く含む岩盤と火山性の岩盤が合流する地点で見つかった。研究チームは、水によって火山岩から溶け出したカルシウムが地下の裂け目で硫黄と混合して硫酸カルシウムとなって堆積し、地表に露出したものとみており、「岩の中の地下の裂け目を水が流れていたことが確実になった」と解説している。オポチュニティはこれまでにもマグネシウム、鉄、硫酸カルシウムなどの形で水の痕跡を発見しているが、こうした痕跡が強い酸性の環境を示していたのに対し、今回見つかった堆積物は自然な環境に近く、多様な生命体が存在できていた可能性があると見られている。(AFP)

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火星の過去と現在のイメージ。下の数字は億年前を表す。かつては豊富な水に覆われていた。

水星や月にも水が
12月15日のナショナルジオグラフィックによると、地球より太陽に近い水星にも水が存在する可能性があるのだという。惑星上の水といえばこれまで火星に目が向けられてきたが、太陽に最も近く、熱く不毛な惑星、水星にも水が存在するという証拠が次々と見つかっている。

水星の表面は、太陽に向いている場所では鉛も融けるほどの高温だが、両極地方に氷による斑点があるのだという。極地方のクレーターの底には、永久に太陽の光が届かずに影になる部分が存在する “コールド・トラップ” と呼ばれるエリアがあり、そこに氷が存在するのだという。コールド・トラップとは、惑星間空間から流れ込んでくる物質の破片や蒸気が、成長する霜の中に恒久的に閉じ込められてしまう領域のこと。このようなコールド・トラップは、近年月の南極付近でも見つかっていて、月に大量の水の氷が存在することが明らかになっている。

徐々に明らかになってくる我々が住む地球の周辺の星々の実態。どうやら「」は、月にも、火星にも、水星にも存在しているようで、水という物質自体は珍しいものではなさそうだ。しかし、特に火星は、過去に地表を水で覆われていた時期があり、現在と比べて温暖な気候だったことから、生命が存在していた可能性は高いかもしれない。今後の調査に期待したい。


  

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2011'12'15(Thu)19:53 [ Outer Space ] CM0. TB0 . TOP ▲
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