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世界人口、200年後には半分に!?
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より長期的な目線で見れば、世界人口は減少方向にあるのだという。(FuturePredictions.com)

2012年、世界人口は70億人を超えた。人口の増加は留まることを知らず、2050年にはアジアやアフリカを中心に96億人にまで達すると推測されている。しかし、少し前から、インドや中国、ブラジル、メキシコなどでは、生まれる子供の数が以前に比べて減ってきており、世界の人口増加のスピードが緩やかに落ちてきているという、専門家による新たな計算結果が出ている。その計算によると、70〜80年後には人口の増加が止まり、200年後には世界の人口が半分になってしまうというものだ。世界人口は、2200年には半分になり、2300年には10億人を下回るという極端な計算結果が出ているのだ。先進国の出生率の低下に対し、これまで人類は飢饉や戦争を生き延びるために、非常に高い出生率を必要としてきたが、死亡率が低下し、その必要性がなくなった現代は、出生率も低下する人口の転換期にあるという考え方があるようだ。


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以下、1月23日のWIREDより抜粋

アメリカ合衆国国勢調査局の計算によれば、2012年に地球の人口は70億人を超えたという。さらに人口は増加し続けていて、主要な環境問題のひとつだと考えられている。食料や原材料、エネルギー、飲料水はすでに足りなくなりつつあり、危機にある。しかし、実は50億人から60億人になるのに12年かかったのに対し、60億人から70億人に達するのには13年かかった。つまり、人口増加のスピードは遅くなっているのだ。そして専門家たちの推測では、増加スピードは落ち続けて、最後には止まるだろうと見られている。おそらく70〜80年後にはそうなるはずだ。そこからは、人口減少が始まるだろう。

先進国では、以前から出生率が問題となっていることは知られている。この数十年、平均的な出生率は、人口の均衡を維持するのに必要な女性1人あたり2.1を下回っている。もしこのまま続けば、ヨーロッパ全体の人口は、今世紀の終わりには現在の4億6,000万人から3億5,000万人になるだろう。しかし、もっと大変な国もある。ロシアと中国は、同じ時点で人口の半分を失うだろうと計算されている。アメリカは、以前からずっと世界一の移民先の国であり、このため移民がもともとの住民よりも多く子どもを産むというよく知られている傾向によって有利な立場にあるが、それでも事態は変わりつつある。世界の人口増加の原因となってきた貧しい国々を見てみよう。ここでも出生率は低下傾向にある。1960年から2009年の間に、メキシコでは女性1人あたり7.3人の子どもが生まれていたのが、2.4人になった。インドでは6人から2.5人になった。ブラジルでは6.15人から1.9人だ。サハラ砂漠以南のアフリカ諸国でも、現在は女性1人あたり4.66人の割合だが、70年には2.1の限界を下回るようになると予想されている。

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イエメン軍の兵士たち。飢饉や戦争での死亡率が大幅に低下したことで、出生率も低下していく。(AP)

このことが、先進国におけるさらなる出生率の低下をもたらすのは明らかだ。こうした国々は、出生率が低いことを移民によって維持している。科学者たちは、この現象を「人口転換」と名付けている。「何十万年もの間、人類は、飢饉や戦争を生き延びるために、非常に高い出生率を必要としてきました」と、ニューヨークのストーニーブルック大学の経済学の教員、ウォーレン・サンダーソンは語っている。言い換えれば、わたしたちは「高い死亡率と高い出生率から低い死亡率と低い出生率」への移行を経験しているところなのだ。すでに現在、世界の人口の半分以上は、最小限(女性1人あたり2.1)以下しか子孫を残していない。

国際応用システム分析研究所(IIASA)の計算によると、世界の人口が90億人に達するのは、ようやく70年のことになるだろう。ただ、このニュースはまったく落胆するようなものではない。これは人口過剰へのブレーキとなる。まさに地球が必要としていることなのだ。唯一の問題は、誰が年金を払うかだ。労働力人口よりも年金生活者の方が多い社会が、経済の停滞を避けるために、少なくとも仕組みを見直さなければならないのは明らかだ。このような経済の停滞は、特にいま、日本に打撃を与えている。もうひとつの可能性は、人類が消滅していくというものだ。IIASAはこのことを確信している。08年のリポートによれば、もし現在のヨーロッパの出生率(女性1人あたり1.5人)が世界中でも定着すれば、世界の人口は2200年には半分になるだろう。さらに、2300年には10億人をわずかに下回ると考えられている。(WIRED)




  

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2013'01'24(Thu)23:05 [ 人口・環境問題 ] CM0. TB0 . TOP ▲
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