見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
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モロッコ、タクシーでミデルトからフェズへ
モロッコ北部の内陸都市 “フェズ”(Fez)を目指して、“リッサニ”(Rissani)からタクシーで広大なモロッコの国土を縦断する途中、“ミデルト”(Midelt)の町で休憩を取ることにした。

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ミデルトのメインストリート。通りの両脇に車が駐まり、開けた雰囲気だ。

ミデルト(ベルベル語で「中心」を意味する)という名前の通り、この街はエルフード周辺の砂漠地帯の街とフェズ周辺の都市部とのちょうど中間に位置する街だ。

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メインストリート沿いの大衆食堂で食事をすることにした。

そのため、街のメインストリートには僕たち同様に車で移動する人々で活気があった。ドライバーのお気に入りの店があるというので、僕たちはその店で食事をすることに。

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食堂の隣にはなぜか肉屋が。

いわゆる大衆食堂なのだが、通りに面したテーブル席のすぐ隣に肉屋があって、さばいた牛肉の塊が豪快にぶら下がっていた。正直言ってその時点で食欲を失うところなのだが・・・。

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バラバラの肉塊と生首を眺めながら、ランチを楽し・・・めないよね、普通は。

ふと見ると、肉屋の入り口に巨大な牛の頭がぶら下がっていた。肉は大きな釣り針のようなもので引っかけてあるのだが、僕たちが座るテーブル席から2mと離れていない場所に、牛の生首と肉塊がぶら下がっているのだから、いくら大衆食堂とはいえ相当異様な光景だ。

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香ばしい肉の香りが食欲をそそる。

視線を肉屋の方に向けず、テーブル席から通りの方を見ると、七輪のような網の上で肉をジュージューと焼いていた。なかなかうまそうだったので食べてみることにした。

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いわゆるケバブ。パンは少ししかないので、肉だけを食べてる感じ。

ミントティーを飲みながらしばらくくつろいでいると、注文した肉が。味はまずまず。地元の人たちが立ち寄る大衆食堂の味で、ボリュームはそんなになかったが安かった。

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平坦な大地だが、砂漠地帯に比べると緑がまばらに生えている。

十分な休息を取り、僕たちは再びタクシーに乗り込んだ。オートアトラスを越えたとはいえ、地図上ではまだ半分以上も距離がある。僕たちを乗せたタクシーは、一直線に伸びた道路を猛スピードで駆け抜けた。山岳地帯を抜け、起伏の少ない平坦な大地が広がっていた。

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いつのまにか夕方になっていた。バスだったらきっと深夜になっていただろう。

夕方になりフェズに近づいてくると、ドライバーが「今日は国王の祝日だから街を迂回するルートにする」などと言いはじめた。その時点で僕にはドライバーの意図がなんとなく分かっていた。「どうせフェズに着いたら特別料金とか言ってふっかけてくるんだろうな」と。

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ピザ(左)とカネロニ(右)。味はお察しの通り。でも食べたかったんだよう−!

夜の帳が降りはじめ、少し薄暗くなった頃、僕たちはフェズに着いた。フェズのタクシー乗り場で、案の定、ドライバーは特別料金だと言って請求してきた。そもそも料金は先払いで、迂回の理由の祝日とやらも怪しい・・・というかミエミエだった。もちろんそんなドライバーの言い分など通るはずもなく、彼は結局しばらくごねていたが無理だと感じたのか諦めた。

僕たち3人は旧市街の入り口まで一緒に歩き、そこで歯医者さんの女の子とは一旦別れた。彼女はその夜は旧市街のリヤドに予約をしているのだそうだ。僕と先生は、その夜の宿を探すべく、新市街を歩いた。長距離の車での移動で疲れていたし、腹ぺこだった。とりあえず手頃なホテルを見つけ、荷物を降ろして、ホテルの食堂で食事をした。ピザとカネロニという、なんとなくイタリアンっぽいものを食べたが、想像通り味は大したことは無かった。その後、2人で軽く夜の新市街を散策したが、疲れが溜まっていたので早々にホテルに戻ったのだった。




  
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2013'03'07(Thu)20:26 [ モロッコ ] CM0. TB0 . TOP ▲
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