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閉ざされた南極の氷底湖に多様な生命体を発見
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南極の氷底湖、ボストーク湖で生命を発見。

南極大陸氷床下約4kmにある氷底湖 “ボストーク湖”(Lake Vostok)。昨年2月にロシアの調査チームの掘削ドリルが氷床下3768mにあるボストーク湖に到達したというニュースをお伝えしたが、調査の結果、多様な生物のDNAが発見されたのだそうだ。ただし、ほとんどはバクテリアで、多くはまったくの新種だという。外界から約1,500万年もの間切り離されていたこの湖に生命が存在したという事実により、生命が存在できる場所の境界線の認識が大きく変わるかもしれない。たとえばボストーク湖と環境がよく似ている木星の衛星エウロパの海や、地表が氷に覆われた火星、土星の衛星エンケラドスなどにも、微生物が存在しているかもしれないのだ。


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以下、WIREDから抜粋。

南極氷床の約4km近く下に埋もれていた氷底湖のボストーク湖に、推定3,507種類の有機体のDNAがあることがわかったほとんどはバクテリアで、多くはまったくの新種だ。ほかに菌類など、さまざまな単細胞生物と多細胞生物が含まれる。この湖は約1,500万年にわたってほかの世界から切り離されていた。長い間孤立し、また、上にある氷の圧力が高いため、中の水には生物はいないのではないかと考えられていた。しかし、湖の水面からすぐのところで採取された氷床コアによって、たくさんの生物であふれていることが証明された。

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ボストーク湖の断面図。

米国オハイオ州にあるボーリング・グリーン州立大学の生物学者で、この氷床コアの分析を主導したスコット・ロジャーズ教授は、『Telegraph』紙に次のように語っている。「予想をはるかに超える複雑さだった。何も生き抜くことはできないと考えられてきた場所でも、生物は頑強であることを示し、有機体がいかに生き延びることができるのかを示すものだ。生物が存在できる場所とそうでない場所の境界についての考え方が変わるだろうボストーク湖の暗く冷たい水域は、木星の衛星エウロパにある海に類似していると考えられている。ボストーク湖で生物が生きながらえるのだとすると、エウロパの海も生命体を支えられる可能性がある。

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ボストーク湖の写真。面積は琵琶湖の20倍以上。(Wikipedia)

ボストーク湖の平均水温は摂氏マイナス3度だが、上側を覆う氷の重さによる高圧等のため液体を保っている。2012年2月、ロシア北極南極科学調査研究所は氷床を深さ約3,800mまで掘削し、1989年の掘削開始以来初めてドリルが同湖に達したと発表した。同年11月には、南極の氷の下約20mにあり、3,000年近く外部から隔離された塩湖、ヴィーダ湖でも微生物が確認された。


関連記事: 南極氷床下3768m、100万年前の原始の湖


  

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2013'07'10(Wed)18:49 [ World News ] CM0. TB0 . TOP ▲
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