見上げれば、そのすべては自由なのだから  GOLD EXPERIENCE: 世界を旅する黄金体験
06≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303107/ ≫08
スペイン、バルセロナ行きのレンフェ
早朝のセビーリャ、“サンタフスタ駅”(Estacion de Santa Justa)。ここセビーリャから鉄道で “バルセロナ”(Barcelona)を目指す。スペインの国土を縦断するかなりの長距離移動で、これまでスペイン国内ではバス移動だったので、これが初めてのスペイン鉄道の旅となる。

Barcelona121913-1.jpg
近代的な趣のサンタフスタ駅の構内。

スペイン鉄道は、通称 “レンフェ”(Renfe)と呼ばれ、今回はセビーリャ〜バルセロナ間を結ぶ長距離移動となるため、“AVE”(アヴェ)という高速列車を利用することになる。AVE は全席指定席で、時速約300キロで走る、日本で言う新幹線のような存在だ。

Barcelona121913-2.jpg
エスプレッソとチーズケーキで、朝の至高の一時を。

長時間の列車の旅になるので、まずは朝食を食べることにした。サンタフスタ駅には、ちょっとした軽食が食べられるカフェが併設されている。エスプレッソとチーズケーキを頼んでみた。ケーキは日本のような繊細さはないが、食材がしっかりしていて、濃厚でうまい。

Barcelona121913-3.jpg
どことなくイタリアと通じるところのある、先進的な建築デザイン。

カフェで発着時間まで時間をつぶして、ホームへ。石造りの線路、近未来的なホームの天井───ホームの建築デザインが実にカッコイイ。こうしたちょっとしたところにスペイン人のセンスの良さが感じられる。テイスト的には、どことなくイタリアを彷彿させる。

Barcelona121913-4.jpg
巡航速度300キロの AVE。

程なく AVE がホームに到着。グラマラスなフォルムは、新幹線とも雰囲気が似ている。列車に乗り込むのを忘れ、バックパックを背負いながら「撮り鉄」に励む。完全に変な人である。

Barcelona121913-5.jpg
ホームはゴミひとつ落ちていないクリーンさ。

まぁ見ての通り、撮り鉄などという高度な写真レベルではないわけだが・・・。ホームはクリーンだし、カフェなどの施設もあるので、途上国を旅することが多い僕としては、安心して旅をすることができる。さて、早速スペインの新幹線、AVE の車両に乗り込んでみた。

Barcelona121913-6.jpg Barcelona121913-7.jpg
市街を抜けると、ひたすら荒野が広がっている。車内の写真は・・・見つからなかった、ゴメン。

セビーリャからバルセロナまでは、AVE で約5時間半。イベリア半島を縦断する距離から考えれば、わずか5時間半と言うべきだろうか。AVE の旅は至って快適。窓の外の景色が、すごい勢いで流れていく。最初こそ都市部の建物などが見えていたが、すぐになにも無い荒野に。

Barcelona121913-8.jpg
スペインの「食」を支える、広大なオリーブ畑。

同じ荒野でも、モロッコのそれとは随分趣が異なる。ところどころに緑があるし、国土の大半がオリーブ畑なんじゃないかってくらい広大なオリーブ畑が点在している。スペインで食事の際にいつも出てくるオリーブ。大量のオリーブの木々を目の当たりにして妙に納得。

Barcelona121913-9.jpg
見渡す限りの荒野には、建物の影すら無い。

同じ車両に韓国人の女の子が乗っていて、ヨーロッパらしいファッションでなかなかお洒落。一方僕は、モロッコからのバックパッカースタイルで、機動力はあるけど、お洒落とは程遠い。スペインを旅するなら、ちょっとモードっぽいスタイルでも充分いけそうだ。

Barcelona121913-10.jpg
バルセロナ・サンツ駅に到着。

いつの間にかうたた寝をしてしまい、気付いたら “バルセロナ・サンツ駅”(Barcelona Sants)に。あっという間だった。レンフェのホームを出て、バルセロナ市街中心部に向かう地下鉄に乗り換える。セビーリャとは雰囲気がガラリと変わり、都会の緊張感が漂っていた。

Barcelona121913-11.jpg
地下鉄・サンツ・エスタシオ駅で、ちょっとしたアクシデントに見舞われた。

サンツ・エスタシオ駅”(Sants Estacio)で、ちょっとしたアクシデント。列車の車両に乗り込む際、大柄の若者が僕の前を一瞬ふさいだ。その時はそれだけだったが、車両に乗り込んでドアが閉まると、隣にいた男性が「大丈夫?なにか盗まれてない?」と聞いてきた。どうもさっきのはスリだったようだ。おそらく、バルセロナを初めて訪れる旅行者にターゲットを絞って、車両に乗り込む際、1人がターゲットの進路を阻み、そちらに気を取られている隙に、もう1人が背後からスリをするのだろう。だが、普段途上国を旅慣れている僕に抜かりは無かった。

フラップ付きのカーゴパンツのバックポケットは固くボタンが閉じられていたし、自作の布製のコンパクトな財布は、外からは一見何も無いように見える。そもそも財布には必要最低限の額しか入れてないから、盗んだところでハンバーガーを食べるくらいが関の山。いずれにしても、何も盗まれてはいなかったので一安心だった。ここバルセロナは、これまでのスペインの街とは勝手が違い、治安にも気を付ける必要がありそうだ。僕は気持ちを引き締めた。




  
関連記事









exclusive60g.png

2013'12'19(Thu)18:03 [ バルセロナ ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://thegoldexp.blog99.fc2.com/tb.php/979-bc6321c2
trackback